青山テルマ「PINK TEARS」2016.4.27 Release

青山テルマ「PINK TEARS」2016.4.27 Release

EP「PINK TEARS」

¥2,000(tax in)/ UPCH-2075

  • 1. One Day feat.加藤ミリヤ, AI
  • 2. Trouble Love
  • 3. PINK TEARS
  • 4. サマータイム!!
  • 5. SMILE FOR ME feat. MAPPY
  • 6. あなたの側に feat. 仲宗根泉(HY)
  • Bonus Track. stay (Acoustic Live Ver.)
  • ※M3.LiLy作詞コラボレーション楽曲
  • ※M4.DJ KAORIプロデュース楽曲
  • ※M5.MAPPYコラボレーション楽曲(ピアノ演奏)
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青山テルマの新作は女性目線で手掛けたコンセプトEP

青山テルマが2015年9月に発表したコンセプトEP(ミニアルバム)「GRAY SMOKE」の続編「PINK TEARS」を4月27日に発売する。前作「GRAY SMOKE」は、清水翔太、kj、SWAY(DOBERMAN INFINITY)、ANARCHYなどの男性クリエイターとの共同作業により青山テルマのイメージする「男性像」を楽曲で表現したコンセプト作品に対して、「PINK TEARS」はフィーチャリングや詞・曲の共作、ビジュアルワークに至るまで女性アーティストとのコラボレーションにより女性に訪れる様々な「涙」を形にした作品。注目のコラボレーション相手は、加藤ミリヤ&AI、DJ KAORI、仲宗根泉(HY)、MAPPY、LiLyという豪華な顔ぶれとなっている

SPECIAL INTERVIEW

青山テルマ×木下優樹菜
「あなたの側に feat. 仲宗根泉(HY)」
MUSIC VIDEOインタビュー
青山テルマ×木下優樹菜「あなたの側に feat. 仲宗根泉(HY)」MUSIC VIDEOインタビュー
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ABOUT「あなたの側に feat. 仲宗根泉(HY)」MUSIC VIDEO
青山テルマが、無二の親友である木下優樹菜さんとミュージックビデオで共演するのは約5年振り。今回の楽曲「あなたの側に feat. 仲宗根泉(HY)」は、5年前にウエディングソングとして贈った「ずっと。」のその後のストーリーのように、幸せな瞬間をパッケージしたラブバラード。そのMVを撮り終えたばかりの二人を直撃!
——今回、この「あなたの側に feat. 仲宗根泉(HY)」のミュージックビデオで木下優樹菜さんと共演することになった経緯を教えてください。
テルマ「私のEP『PINK TEARS』は、いろんな女性の涙をテーマにして作ったアルバムなんですけど、その中で、女性が一番幸せだなって感じる瞬間っていつなんだろうって考えた時に、子供が産まれた時ってきっと、これまで感じたことのない幸せを感じるのかなって思って。でも私は結婚も出産もしてないので、その経験がある方と一緒に曲を書きたいなと思ったんですね。それで今回HYの仲宗根さんにオファーさせていただいて。その曲ができてMVはどうしますかってなった時に、優樹菜が結婚したタイミングで作った「ずっと。」(2011年リリースのシングル)っていう曲があるんですけど、その曲のMVに出てもらったんですね。その時は二人で教会を見に行ったり、ウエディングドレスを試着したりしていて。それでまた出てほしいなと思って、優樹菜にオファーしました。普通に素直にMVを一緒に作れる相手なんじゃないかなと思いました」
——今日の撮影はいかがでしたか?
テルマ「ずっとカメラは回ってたんですけど、仕事じゃない感じというか、いつも優樹菜の家に行ってる感じそのままだったね。普段とまったく変わらない雰囲気で」
優樹菜「ヘアメイクしてるかどうかの違いだね(笑)」
テルマ「優樹菜の家に行く時にがっつりメイクして行かないもんね。でも普通に楽しかった」
優樹菜「仕事ってことをちょっと忘れそうになってたもんね(笑)」
——ピクニックシーンもすごく気持ちよさそうでしたね。
優樹菜「ちょうど桜もすごく綺麗でしたしね」
——テルマさんとバドミントンで遊ぶシーンもありましたね。
優樹菜「やる前から、『私、マジでうまいから』って言ってたんですよ」
テルマ「フフフフフフ。あれ、プラスチックで跳ねなかったから」
優樹菜「跳ねなかったけど、ヘタでしたね(笑)。卵焼きも一年振りに作ったんです」
テルマ「すごい美味しかった!」
優樹菜「事前に練習しとこうかって話もあったんだけど、『いや、いける!』と思って(笑)。テルマが美味しかったって言ってくれてよかった。でもほんと、仕事だけど思い出深い」
テルマ「そうそう。個人的な思い出作りになったね」
優樹菜「仕事なんですけど、テルマが自分の子供と無邪気に遊んでくれている姿を見て感慨深いというか。昔は二人で遊んでたのにね。娘たちが大きくなってから、思い出ビデオとして見せたいなって思いました」
——次にまたお二人でMVを撮る時は、どんなタイミングになるでしょうかね。
テルマ「次は私が結婚する時か産む時に、また思い出作りを(笑)」
——素敵ですね! 優樹菜さんはこの「あなたの側に」を聴かれた時、どんなことを思いましたか?
優樹菜「子供を産んで眠りにつく時って、一番考える時間なんですよ。自分もリラックスして横になって、その両脇に娘がいて。MVの中でたまたま口ずさむシーンのところの歌詞が、『今夜もあなたを思って眠るよ』っていう歌詞で。いつも眠る前に娘のことを思って眠るので、その歌詞が重なってジーンときました。他にも共感できるところはたくさんあるんですけど、一番はその歌詞ですね。私だけじゃなくて、子供をもつ人はみんなきっとそう思うだろうなって思います。そして、子供をもってなくても、側に大切な人がいる人全員が共感できる曲だと思うので、この曲を聴いて幸せな気持ちになってほしいなと思いました」
テルマ「今撮影したばかりで、まだ完成したMVは見てないけど、きっと感動するんだろうなって思います。そんな今しかない瞬間を、優樹菜と一緒に作れたことがすごく嬉しいし、仲宗根さんにとって大切な曲を私が歌えるということもすごく嬉しかった。今、優樹菜が言ってくれたみたいに、本当に大切な人を思いながら聴いてもらえたら嬉しいなと思います」
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青山テルマ×加藤ミリヤ×AI
「One Day」インタビュー
青山テルマ×加藤ミリヤ×AI「One Day」インタビュー
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――この「One Day」でコラボレーションされた経緯を教えてください。
テルマ「前回、ミリヤの『MUSE』っていう10周年記念のアルバムで初めて3人でやったんですけど、そのオファーがきた時に、やっとこのメンバーでできるんだと思ってすごく嬉しかったんです。その時は友情を歌った、歌い上げ系の曲だったんですけど、今回私の『PINK TEARS』という、女性の涙を扱うアルバムを作るにあたって、いろんな涙を表現していくうえで、その中でも“悔し涙”を歌いたいなと思ったんです。どんなことがあっても最後に横を見たら仲間がいるってことが一番の幸せだなと思っていて、お互い全員がアーティストで、いろんなアップダウンがあって、いろんな景色を見てる中で、最後はみんなで楽しかったね、とか、最高だったねって言い合える仲でいれたらいいなって。誰かが落ち込んでたとしても、最終的に行き着いた時に仲間がいるって一番幸せなことだなと、そういう言葉を歌いたいのはこのメンツだなと思って、オファーさせていただきました」
――お二人はそのお話を聞いてどう思いましたか?
ミリヤ「また一緒にできるなんて、嬉しかったですね。最初にもらったデモにサビのメロディが入っていて、テルマのバースも歌詞もすでにあったんですけど、それが本当に素晴らしくて。いつも以上に自分を削って吐き出した歌詞だなと思ったから、ここで歌うべき自分自身のバースもすぐにイメージできたし、そのことに感動しました。トラックはピアノもメロディアスな感じで、音がすごくよかったっていうのが、まず感動ポイントだったな」
AI「ミリヤの時も私ラップだったんですけど、最近自分の方でラップしてないなと思って、こういう機会をもらって久々に頭を動かしました。歌詞がラップだと、ある程度韻を踏みながら、でもストーリーもあるようなそういう歌詞を書くので。今回、内容も内容だったし、なんかすごく考えさせられた曲でした。やってて楽しかったし、またこの2人と歌えるのは嬉しかったです」
――テルマさんは先程、この3人で悔し涙をとおっしゃってましたが、いろんな涙がある中で、なぜ今回悔し涙だったのか、具体的に教えてください。
テルマ「ミリヤの『MUSE』で「I’ll be there with you feat. AI &青山テルマ」という曲を一緒にやったんですけど、オファーをくれた時って、実は私がすごく落ち込んでいた時期だったんですよ。で、スタッフさんから『ミリヤさんからフィーチャリングのオファーが来ました』って言われた時に、すごい心が晴れたんです。あの時、あの曲が救ってくれたんですね。音楽っていいなってまた思えた瞬間だったりして。その流れで私が女性アルバムを作るってなった時に、もうこの2人なしでは考えられなくて。みんなのちょっと切ない部分、リアルな部分を表現できたらいいなと。この3人だからこそ歌える悔し涙っていうのが、私の中ですぐに見えてきました」
――悔し涙って、他の涙より、あまり人に見せたくない涙だったりしますよね。だからよりパーソナルな部分が見える。
テルマ「そうですね。この2人だからこそ見せられる自分もあるし、この曲の中で心を開いてる部分もあって、2人に。この曲はすごい特別な場所にある」
――今回一緒に制作することになって、テルマさんがお二人に何か指示したことはありますか?
テルマ「指示というよりも、ミリヤはこうくるのかなとか、AIちゃんがどうくるのかなとか、なんとなく自分の中で分かってたりしてて。ミリヤは切なさをもってくるだろうなとか、AIちゃんはポジティブな感じでくるだろうなとか。なんか自分の中でちゃんとマップができていたというか。だから、“こうしてね”っていう感じよりも、アウトラインを自分がちゃんと作って、お2人にそれぞれ振らせていただいた形ですね」
――それぞれの歌詞で、悔し涙を表現するために心掛けたことは?
テルマ「サビが“あと少し あと少し力が欲しい”って始まるんですけど、そういう気持ちになることって女性はあると思うんですよ。あとちょっと強かったらもっとできるのになとか、なんで私ここで止まってるんだろうなとか。やりきれない日とか、もがいたりする日々とかをリアルに表現したくて。ミリヤが言ってくれたように、身を削る、ではないですけど、リアルに本当にどこにいるか分からないパパに、私ありがとうって言えてないな、とか、ちゃんとありがとうって言えたらもっと幸せになれるのかな、とか。自分のパーソナルな部分を吐き出せたトラックだったり、内容だったりするので、そういう切なさっていうのは個々のパートで表現できてるのかなって思います」

ミリヤ「この3人の中での私の役割は、切なさと艶だと思っていて。それをちゃんとやろうと思ったんですけど、テルマが書いたサビの歌詞の“あと少し”により切なさを感じて、そういうヒリヒリ感を自分なりに解釈して書きました。結局、誰かがいてくれることによって強くなれると思うなって。テルマに対してだったり、AIちゃんに対してだったり、自分達の関係性や自分たちそれぞれのキャラクターがあって、それをお互いに受け入れている。そういうことを思いながら、書きたいなって思ってました。その中でも私は切なさの要素を結構多めに入れるっていうことも意識して。あと、歌い方もプッシュするっていうよりも、少し引き算のイメージで歌わせていただきました」
AI「私も2人の声の感じとか、リリックの感じはこんな感じかなと思いながら、そのイメージとあんまりかけ離れないように書きたかったんですけど、昔の自分っていうのが最初のテーマとして出てきたんですね。昔の自分って、勝手だったりワガママだったり、結構自由な感じで今程感謝してなかったような感じがしていて。そんな頃って、なんで自分ばっかうまくいかないんだろうって思うことが多くて、そんな昔の自分を書いた感じです。テルマも自分のパーソナルな部分を書いていたから、そこからインスパイアされたんだと思います」
――実際に3人でレコーディングに入ってみての感想を聞かせてください。
テルマ「AIちゃんは妊娠中だったりして、一人ずつ別々でレコーディングしたんですけど、聴いたらちゃんとはまってるし成立している。この曲、夜に一人で聴いちゃうんですよ。私は一日を振り返る時間を毎晩作ってるんですけど、振り返る時にこの曲を聴きながら“いいなあ”みたいな(笑)。私のテーマソングじゃないですけど、寄り添ってくれる曲です」
――今回のレコーディングで苦労したことは?
テルマ「オファーをする際に、ベースを私が作らないといけなかったんで、すごい悩んだんですね。ミリヤとAIちゃんに自分が作ったメロディを歌ってもらうってことが私の中では大事件で。正直そこが一番のプレッシャーでした。私にとって2人は大先輩なので、ちゃんと2人にいいねって言ってもらえる楽曲にしなきゃいけないし、アーティストとしてある意味試される瞬間でもあるし、自分自身に絶対負けたくないっていう思いもあったし。だからサビだけでも何パターンも作って。自分の中では戦った曲です。だから、2人が『すごいいいね』って言ってくれたことは、本当に嬉しかったし、今日寝れる!ってぐらいホッとしました(笑)。プラス、そこに2人の気持ちが乗っかると、またその曲が活き活きするというか、より輝くから、3人でできたってことにすごく満足しています」
ミリヤ「私は普段自分で作って自分で歌うってことしか普段やってないので、人が作ってくれたメロディを歌う経験がほとんどなくて。だから、この曲も自分の中にはないメロディだし、自分の中にない歌だったので、難しいのは難しかったですね。でも嬉しかった。テルマが絞り出して作ったメロディ、どういうふうに悩んだのかなんとなく分かるから、このメロと歌詞を精一杯歌おうって思いました」
AI「テルマが絞って出した曲っていうのはすごいわかるよね。人のメロディって大変だけど、すごくやりがいがありました。真剣に向き合ってる彼女を見て、素晴らしい子になったなと(笑)。今日のトラックダウンでも、こうしたい、とかいろいろ意見を言ってて。彼女はすごい気を遣う人で、周りを見ながら、思ったことがあっても言わなかったりする時もあるんです。だけど、勇気を振り絞ってやりだした、そういうところにすごく感動しましたね」
――では最後に聴きどころを教えてください。
テルマ「もちろんすべてなんですけど、これまで何十曲も歌ってきた中でも、私の中ですごくパーソナルな曲になっていて、私が女性シンガーで日本で尊敬している2人と一緒に曲をやるってことは自分にとってもチャレンジだったし、意味のあることでした。デビューして10年経ったら、みんながいい音楽を発信してほしいっていう気持ちになって。いろいろあるけど、最終的にみんながいるのが一番幸せ。仲間が一番の財産、ではないけど、そういう気持ちで音楽を作れるようになったのもこの3人だからだなと思うし。聴きどころとしては、みんないろいろあって、きれいごとなんて聴きたくないっていうのもあるだろうし、“あと少しあとちょっと”っていうサビで、ちょっとでも頑張れたり一人じゃないよって思えたらいいなと思います。みんなのバースが本当に素晴らしくて、グッと引き寄せられるものがこの曲にはあるので、そういうところを聴いてもらえたら嬉しいです」
ミリヤ「切なくて強いっていう感じの曲なので、私にとってもパワーをもらえる曲になりました」
AI「頑張りましたので、これはみなさんに聴いていただきたい。こういう友達じゃないと書けないこともあるし、我々だけが分かってる言葉も入ってるんですけど、みなさんも悔しいとか思ったり、ちょっと元気になりたいなと思ったら、この曲を聴いてまた進んでいってもらえたらと思います」
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MUSIC VIDEO

Red Bull Studios TOKYO
「あなたの側に feat. 仲宗根泉(HY)」
MUSIC VIDEO
One Day feat.加藤ミリヤ, AI Teaser

商品情報

「PINK TEARS」

2016年4月27日発売 
EP(ミニアルバム)

「PINK TEARS」

2,000円(税込)/ 品番:UPCH-2075

男性目線で手掛けられた前作「GRAY SMOKE」の続編。フィーチャリングや詞・曲の共作、ビジュアルワークに至るまで女性アーティストとコラボレーションし、女性に訪れる様々な「涙」を表現した作品。

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「SMOKE & TEARS」

2016年4月27日発売 
アルバム

「SMOKE & TEARS」

通常盤3,240円(税込)/ 品番:UPCH-7135

男性クリエイターとの共同作業により制作された前作「GRAY SMOKE」と「PINK TEARS」2作品をコンパイル

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「LOVE! ~SPECIAL~」

2016年4月27日発売 
ベストアルバム

「LOVE! ~SPECIAL~」

3,240円(税込)/ 品番:UPCH-7134

コラボ楽曲、ラブソングをコンパイルした最新ベストを高音質CD(Ultimate Hi Qualty CD)としてリリース

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