Drums: ロブ・ターナー
Piano: クリス・アイリングワース
Double Bass: ニック・ブラッカ
UK・マンチェスター出身の“アコースティック・エレクトロニカ”トリオ。
イギリスのマンチェスター出身、全員20代の新世代バンド、ゴーゴー・ペンギン。マンチェスターのインディーズ・レーベルから、これまでに2枚のアルバムをリリース。その2枚目のアルバム『V2.0』が、ブラーのデーモン・アルバーンのソロ・アルバムなどとともに、イギリスで権威のある音楽賞「マーキュリー・プライズ」にノミネートされ、世界中から一気に注目を集めることとなった。
バンドの噂を聞きつけたブルーノートの社長ドン・ウォズが、前作『V2.0』のアルバムを聴いて即時に気に入り、2日後にドイツのハンブルグで行われるウーバー・ジャズ・フェスティバルでのLIVEを観に飛び立ち、圧倒的なライヴ・パフォーマンスをその場で目の当たりにした。このことがきっかけとなり、2015年春ついに名門ブルーノート複数枚契約を結ぶこととなる。
基本アコースティック・ピアノ・トリオである彼らの音楽は、ジャズをベースにしながらも、クラシックからテクノ、ドラムンベース、ダブステップなど、様々なジャンルの音楽から影響を受けており、"アコースティック・エレクトロニカ・トリオ"と称されている。ピアノのクリスはマンチェスターのロイヤル・ノーザン・カレッジ・オブ・ミュージックでクラシックを学び、ラフマニノフ、ドビュッシー、ショパンなどに影響を受け、それがベースとなり、メロディアスでロマンティックなフレーズを生み出す源になっている。またリズム・パターンや音響的には、テクノ、ドラムンベース、エレクトロニカなどのダンス・ミュージックからも強い影響を受けており、エレクトロニック・ミュージックシーンが浸透しているイギリスならでは音に仕上がっている。
完成した最新アルバム『マン・メイド・オブジェクト』のタイトルは、アコースティック楽器でエレクトロ・ミュージックを再現している彼らの音楽そのものを表現しており、エレクトロニカ、ジャズ、クラシック音楽という、一見するとかけ離れた音楽の影響をひとつのものにして、自分たちの音楽に組み込んでいる彼らの音楽を象徴する言葉となっている。
UKの新世代バンドによる"ジャズ・ミーツ・エレクトロニカ"的な新感覚のサウンドは、現在世界中から注目を集めている。
有名アーティストやメディアも賞賛!!
「音楽史の全てを取り込んだような、本当に素晴らしいモダン・ピアノ・トリオ。彼らは本当にスペシャルな存在だと思うよ。」
ジェイミー・カラム
「彼らはとても特別だね。リスナーの評判も驚くほど素晴らしいよ。」
ジャイルス・ピーターソン
「21世紀のピアノ・トリオが奏でる音楽は、ジャズ・ピアノ・トリオに対する感動的な再評価になるだろう。」
イギリス マーキュリー・プライズ
「ジャズ、テクノ、ヒップホップ、そしてダブステップが垣間見える。でも全てのループ・モチーフとダンス・フロア・ヴァイブスを聴くと、これがジャズに深く根差した3人の実力派インプロヴァイザーの仕事だっていうのは明白だ。」
イギリス ガーディアン紙
UCCQ-1058 (BLUE NOTE) 2016年1月27日発売
世界中から注目される、UK・マンチェスター出身の"アコースティック・エレクトロニカ"トリオ" ゴーゴー・ペンギン、名門BLUE NOTEからのメジャー・デビュー第1弾作品!
日本盤はボーナス・トラック2曲収録!
★:日本盤ボーナス・トラック
「分散と融合。密集と隙間。その狭間をかくも雄弁に演奏するトリオの妙技。ジェントルな緊張感に心地良い切迫を覚えました。」
[Alexandros] 庄村聡泰