VOCALIST 6  “STATEMENT”  by Hideaki Tokunaga (セルフライナーノーツ)

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さよならの向う側 
おのずと知れた山口百恵さんの名曲
この楽曲をカバーしリードにすることは本音を言えば
したくはなかった。
ただこの名曲をカバーして改めて彼女の偉大さ
そして彼女がいかに愛されていた歌手なのかを実感した
だからこそ彼女はこの楽曲を与えられたのだと。
そのような名曲をカバーさせていただき
また同じようにこの楽曲の世界が
私自身のゴールの目標にもなった

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Woman“Wの悲劇”より
切ない
ただ切ない
天から降りてきた微かな光る糸を
昇ってゆくようなそんな感覚で歌いました

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サンキュ.
とにかく難しかった
吉田美和さんが創る譜割りブレスの位置との
闘いであった。僕自身では絶対創作できない世界
それを完成にこぎ着けたことは大きいと思う
あとコーラスアレンジを初めて自宅でプリプロした

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寒い夜だから
この楽曲のレコーディングのとき
隣のスタジオで小室さんがお仕事をされていた
本当はスタジオにお招きして聴いて欲しいと思ったが。。。
始まりのガットギターからの流れ
坂本のアレンジの素晴らしさのおかげである
私的にはお気に入りの一つである

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桜色舞うころ
VOCALIST立ち上げの頃から候補としてあったもの
中島美嘉さんの歌い方を、何度も聴き返してこの世界観を
自分自身の世界へ誘えればと思った
自分で言うのもなんだが、よく歌えていると思います

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風立ちぬ
故大滝詠一さんの作曲によるもの
彼の作品の『A LONG VACATION』は
日本のミュージシャンが制作したものの中で
THE BEATLES級という解釈をするなら
まさにこのアルバムが最も相応しいと思う
 
そんな彼の作品を松田聖子さんという歌手を通して
カバーさせていただけたことに心から感謝いたします

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スローモーション
いまや中森明菜と言えば
『スローモーション』と言う人は多いだろうが
実際中森明菜という人は
地方からじわじわとヒットしてきたということを聞いたことがある。
手前味噌ながら私もそうであった。
『レイニー ブルー』も徳永英明も都会からヒットしたのではない
そういう繋がり、そういう時代の中での楽曲だからこそ
貴重なナンバーだと思う

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やさしい悪魔
吉田拓郎さんの作品
なかなかビートに乗り切れず苦労していたとき
吉田拓郎さんが歌うならどう歌うだろう?
そこから楽になった
歌手の世界観に合わせることが難しいときは
作曲された方へフォーカスすると良い場合がある
そんな一例だ

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想い出のスクリーン
八神純子さんと言えば『みずいろの雨』でしょ?
そうですよね。僕もその意見に賛成!
でもスタッフからのリクエストでこの曲にチャレンジ
一番高い音程を裏声で逃げずに地声で行けたとこに拍手お願いいたします

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かもめが翔んだ日
これはコーラスアレンジにこだわりました
真知子さんの作る曲大好き!
歌うとカッコいい変身した自分に逢えるから

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告白
竹内さんの詩の世界は大人の男と女。
だから私はカバーをするとき照れることが全くない
私の知りうる情景が浮かぶからだ

話しは変わって

昔FM局の喫茶室で竹内さんと遠目でお会いした
多分ご本人も私に気づかれていたとは思うが
『駅』という曲を随分昔ツアーでカバーさせていただいた
お礼を言うつもりであったが、それもできないまま
こうして毎回のようにカバーさせていただいている
一度きっちりとお礼を言い、達郎さんとも会いたい
 私の告白でした

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春なのに
最初は『糸』を選んでいた
でもこの楽曲をピアノでキー合わせした瞬間に
坂本と二人、これだよね。と
詩がたまらなく好き
メロディーもたまらなく好き
本当に好き

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ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ
どんなライオンなのだろう
じつはタンポポ
レコーディングのとき
ライオンの種類だと坂本と私は思っていました(笑)
 
彼女の歌は
中学生だった頃
壊れかけのラジオを叩きながら
よく聴いていた
生意気で青臭い私の
夢と希望が
胸いっぱいに溢れていた

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花は咲く
このし
そらのうえで
つづられたような
たいせつなおもい
かなしみをこえたおもい
みなさまに
ぜひともきいてほしいです

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Let It Go ~ありのままで~
夢と希望は
哀しみや絶望から
生まれてゆくものかもしれない
 
抵抗や失望を感じたときこそがチャンス
凍りついた心を溶かそう
 
愛の力は無敵なのです

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