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「Disney Music & Fireworks」
初日レポート
2023年6月3日(土)広島・国営備北丘陵公園

ディズニー創立100周年にあたる今年、全国7都市で公演が行われる「Disney Music & Fireworks」。その幕開けとなる広島公演が6月3日に開催されました。この日の会場は、緑豊かな湖畔の大芝生広場。会場内にはグッズやドリンクを販売するブース、フォトスポットもあって、気分はまるで音楽フェス!
日が沈んだら、いよいよショーがスタート。会場に設置されたLEDスクリーンにプラチナカラーとなったディズニー100周年のオープニング映像が映し出され、その上空に本物の花火が打ち上がるという演出で、一気に夢の世界へ。
それに続いて聞こえてきたのは、数多くのディズニー作品に出演している声優の山寺宏一さんの声。《ウィッシュ》《アドベンチャー》《フレンドシップ》など6つのテーマで紡がれるショーを、山寺さんがナビゲートしています。
各セクションを構成するのは、テーマに沿って選ばれた3〜4曲。《ウィッシュ》では「トライ・エヴリシング」(ズートピア)や「どこまでも 〜How Far I'll Go〜」(モアナと伝説の海)、《フレンドシップ》のセクションでは「君はともだち」(トイ・ストーリー)や「フレンド・ライク・ミー」(アラジン)…といった、ディズニーのファンにはおなじみのメロディばかり。大音量で流れる音楽とシンクロして次々と花火が上がりますが、打ち上げのタイミングや滞空時間などを計算し、ぴったり合わせているのがすごいところ。
また、音楽から連想される映画のシーンやキャラクターのイメージと花火がリンクするのも、このショーならではの魅力。たとえば《ラブ》セクションの「輝く未来」(塔の上のラプンツェル)では、黄金の花や夜空に輝くランタンを彷彿とさせる花火が上がり、きっと誰もが映画のロンティックなワンシーンを思い出していたはず。
そして、今年40周年を迎えた東京ディズニーリゾート®のセクションも見どころのひとつ。40周年のテーマソング「リビング・イン・カラー」にのせて、鮮やかな“なないろ”の花火が上がると、会場から大きな歓声が。「東京ディズニーランド®・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」では、まるで夜空に光のパレードが浮かび上がったかのよう。
クライマックスは、ディズニー100周年を盛大にお祝いするフィナーレ。このセクションには、『スター・ウォーズ』や『アベンジャーズ』のテーマ曲、さらには「ミッキーマウス・マーチ」から「レット・イット・ゴー 〜ありのままで〜」(アナと雪の女王)まで、ディズニーの100年を彩ってきた名曲がぎゅっと詰め込まれています。メドレー部分に音楽の魔法をかけてくれたのは、深いディズニー愛を持つミュージシャンの浅倉大介さん。曲調もリズムもまったく異なる新旧の曲をつないで、美しいメドレーを作ってくれました。
この日打ち上げられた花火は約12,000発。レーザーや照明の演出もあり、色とりどりの光が夜空を埋めつくす光景はまさに圧巻! これまでにない感動の体験を、ぜひ味わってみてください。