デビュー30周年を迎えたエレファントカシマシをリスペクトするバンド・アーティストによるエレカシカヴァーアルバム!
2003年のデビュー15周年に第一弾、2013年のデビュー25周年の第二弾に続く、エレファントカシマシデビュー30周年アニバーサリーイヤーに送るシリーズ第三弾のリリースが決定。
過去2作品よりも幅広いジャンルからロックシーンを超えて、現在の音楽シーンを代表する豪華アーティストが参加。キャリアもジャンルも様々だが、共通するのはエレファントカシマシへの愛。
エレファントカシマシ好きも、オリジナルアーティスト好きも必聴の最強のトリビュートアルバム!!
収録曲(全10曲収録)
1.
田島貴男(ORIGINAL LOVE)
「今宵の月のように」
2.
manaka from Little Glee Monster
「悲しみの果て」
3.
SUPER BEAVER
「四月の風」
4.
菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)
「風に吹かれて」
5.
東京スカパラダイスオーケストラ×高橋一生
「俺たちの明日」
6.
阿部真央
「リッスントゥザミュージック」
7.
ドレスコーズ
「ヒトコイシクテ、アイヲモトメテ」
8.
クリープハイプ
「さよならパーティー」
9.
斉藤和義
「かけだす男」
10.
村越“HARRY”弘明
「ファイティングマン」
エレファントカシマシの活躍ずっと嬉しく思ってます。
メンバーさん全員、自分と同じ年ということもあり、彼らの活躍に励まされ、刺激を受けてもいます。
宮本くんとどこかしらで会う度に、二言三言交わすのもいつも楽しみです。
年々さらにファンになっていく自分もいます。
そんな折、トリビュートのお話を頂いてスカパラメンバー一同気合いを入れて演奏しました。
そして、最近知り合いになってメールを交わす間柄の高橋一生くんに歌って貰うように頼んだところ、本気で最高の歌を歌ってくれました。
一生くんのエレファントカシマシへの愛情をびしびし感じました。少し嫉妬するくらい 笑
自分達にとってもとても大切な一曲に仕上がったので是非聴いて楽しんで貰えたら嬉しいです。
谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)
エレファントカシマシ様、ファンの皆様、デビュー30周年本当におめでとうございます。
大好きな曲である「リッスントゥザミュージック」を、僭越ながら心を込めてカバーさせて頂きました。一歌手として、また一ファンとして、大変に幸せです。今回頂いた奇跡的なご縁に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
阿部真央
エレファントカシマシとの出会いは1996年、ぼくが14歳だった頃と記憶しています。とある音楽雑誌のインタビューで2、3のミュージシャンが異口同音に「尊敬するシンガーはエレファントカシマシの宮本浩次さん」と発言していたことでその名を知り、そこに『悲しみの果て/四月の風』のシングルが発表されたのでした。
19歳になって上京したばかりの頃は、日がな一日『sweet memory〜エレカシ青春セレクション〜』を聴いては涙する、という情けない暮らしを送っていました。はじめて味わう「生活」や「労働」のいかんともしがたさにくじけていたぼくの心の拠りどころは、故郷の思い出と宮本さんの歌だけでした。
思い出深い楽曲は山ほどあれど、いざ自らが録音するとなるとなかなか決めがたく(なにより、おそろしい程レンジの広い宮本さんのメロディは歌いこなす事すら困難です)今回はいくつもの候補の中から “ヒトコイシクテ、アイヲモトメテ” を選びました。ぼくがどれだけエレファントカシマシの楽曲に救われてきたかを思えば、こんな光栄な機会はありません。
志磨遼平(ドレスコーズ)
初めてエレカシと出会ったのは上京してすぐの19歳の時。以来20数年間、僕の漫画家人生はエレカシと共にあったと言っても過言ではありません。
孤独、焦燥、憂い、怒り、ふがいなさ、男らしさ、それとちょこっとの希望。エレカシ聴いてる時はたぶんみんなこんな顔してるんじゃないかな、というイメージで描きました。30周年、本当におめでとうございます。
日本の漫画家。熊本県出身。主に『週刊少年ジャンプ』でギャグ漫画を発表。代表作に『セクシーコマンドー外伝すごいよ!!マサルさん』、『ピューと吹く!ジャガー』。
現在は『少年ジャンプ+』にて『フードファイタータベル』を連載中。
01. so many people / POTSHOT
02. さらば青春 / HUSKING BEE
03. 孤独な太陽 / STANCE PUNKS
04. 孤独な旅人 / ストレイテナー
05. 浮雲男 ≪Takkyu's Japan Tekno ppopp Mix≫ / 石野卓球
06. 星の砂 / DMBQ
07. 男餓鬼道空っ風 / 怒髪天
08. 遁生<白昼夢ver.> / Syrup16g
09. 男は行く / キングブラザーズ
10. 星の降るような夜に / BAZRA
11. 悲しみの果て / 銀杏BOYZ
※リマスタリング & SHM-CD
※カバーイラスト:松本大洋「花男」より
オリジナルリリース日:2003.3.19
01. 今宵の月のように / 10-FEET
02. 月の夜 / BRAHMAN
03. 悲しみの果て / THE BACK HORN
04. リッスントゥザミュージック / tacica
05. 風に吹かれて / 秦 基博
06. 旅の途中 / GOING UNDER GROUND
07. デーデ / 曽我部恵一
08. ふわふわ / グループ魂
09. ガストロンジャー / KenKen
10. 月夜の散歩 / Chara × THE NOVEMBER
11. さらば青春/ Dragon Ash
※リマスタリング & SHM-CD
※カバーイラスト:新井英樹「宮本から君へ」より
オリジナルリリース日:2013.12.18
僕がポニーキャニオンからアルバムを出していた頃に、
エレカシもキャニオンに移籍してきて、
その最初のヒットシングルが「今宵の月のように」だったんですね。
僕は当時のディレクターからCDをいただいて聴いたんだけどすごくいい曲で驚きました。
彼らの曲はとてもメロディアスで言葉も端正。
力強いロマン主義を感じますね。
ところどころに個性である無骨な言葉とサウンドを散りばめてあるけれど、
計算されていてひとつひとつ曲を練り上げて作っているんだなと思いました。
なのでこのお話をいただいて嬉しかったです。
サザンソウルを意識してアレンジした「今宵の月のように」。
なんども歌い直しましたが、
ある朝寝覚めに歌った一本のテイクで決まりました。
東京の下町を歩きながら聴いてもしっくりするバージョンになったのではないかと思ってます。
田島貴男(ORIGINAL LOVE)
『悲しみの果て』を初めて聴いた時、この曲があれば今の私は大丈夫だと強く思えて、枯れるくらい泣きました。
あの日の私に、「悲しみの果てには、こんな素敵なアルバムに参加させてもらえる日が待っているよ」と伝えたいです。