Topics
- 新作ミュージックビデオ「JL005便で 〜Flight JL005〜 (B747-246 Mix by Yoshinori Sunahara)」と『百薬の長』ティザー映像を公開
- 百薬の長 購入特典デザイン公開!
- ストリーミング/ダウンロード配信スタート!
- 椎名林檎 リミックスアルバム『百薬の長』ライナーノーツ公開!
- 椎名林檎リミックスアルバム『百薬の長』新発売日確定、及び【UNIVERSAL MUSIC STORE限定盤】付属グッズ・デザインの一部改訂とグッズ・アイテムの追加が決定!
- 先行配信トラック「丸ノ内サディスティック ~Marunouchi Sadistic~ (Miso Remix) 」本日リリース!
- ミュージックビデオ「丸ノ内サディスティック ~Marunouchi Sadistic~ (Miso Remix) 」公開!
- アルバム全曲試聴(Short ver.)開始!
- 参加アーティスト・コメンタリー公開!
- 椎名林檎オフィシャル・リミックスアルバムの発売延期に関する経緯とお詫び
- 椎名林檎オフィシャル・リミックスアルバム 百薬の長【UNIVERSAL MUSIC STORE限定盤】付属グッズに関するお詫びと発売日変更について
- 椎名林檎オフィシャル・リミックスアルバム 百薬の長【UNIVERSAL MUSIC STORE限定盤】に関するお知らせ
- 初めてのリミックスアルバム『百薬の長』発売決定!
椎名林檎オフィシャル・リミックスアルバム 百薬の長【UNIVERSAL MUSIC STORE限定盤】に関するお知らせ
椎名林檎のオフィシャル・リミックスアルバム 「百薬の長」【UNIVERSAL MUSIC STORE限定盤】に付属する特典グッズに関しまして、多くの皆さまから頂きましたご意見を踏まえ、弊社内で協議しております。改めてご案内させて頂きます。
Release
デジタル・アルバム 2022年11月30日配信
CDアルバム 2023年1月11日発売
UNIVERSAL MUSIC STORE限定盤
[CD+GOODS]
PDCN-1937
¥6,900 (税込)
<『百薬の長』 スペシャル・パッケージ仕様>
通常盤
[CD]
UPCH-20640
¥3,300(税込)
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M1.あの世の門 ~Gate of Hades~ (Telefon Tel Aviv Version)
Telefon Tel Aviv
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M2.JL005便で ~Flight JL005~ (B747-246 Mix by Yoshinori Sunahara)
砂原良徳
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M3.ちちんぷいぷい ~Manipulate the time~ (Gilles Peterson’s Dark Jazz Remix)
Gilles Peterson
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M4.おとなの掟 ~Adult Code~ (object blue Pleasure Principle Remix)
object blue
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M5.長く短い祭 ~In Summer, Night~ (Yasuyuki Okamura 一寸 Remix)
岡村靖幸
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M6.カーネーション ~L'œillet~ (Ovall Remix)
Ovall
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M7.女の子は誰でも ~Fly Me To Heaven~ (STUTS Remix)
STUTS
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M8.丸ノ内サディスティック ~Marunouchi Sadistic~ (Miso Remix)
Miso
-
M9.浴室 ~la salle de bain~ (Takkyu Ishino Remix)
石野卓球
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M10.意識 ~Consciously~ (Shinichi Osawa Remix feat. Daoko)
大沢伸一
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M11.鶏と蛇と豚 ~Gate of Living~ (KID FRESINO REMIX)
KID FRESINO
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M12.いとをかし ~toogood~ (Ajino Namero Bon Voyage Remix)
鯵野滑郎
椎名林檎 リミックスアルバム『百薬の長』ライナーノーツ
椎名林檎にとって初のリミックスアルバム『百薬の長』は、椎名林檎名義では現時点で最新のオリジナルアルバム『三毒史』の最終トラック「あの世の門」のTelefon Tel Avivによるリミックスから始まる。シカゴを拠点とする先鋭的エレクトロニック・ミュージックの担い手Telefon Tel Avivによって切り刻まれ、引き伸ばされ、歪められ、強烈なサブベースとともに蘇生させられた「幼少期の記憶」の歌。その選曲及び原曲のドラスティックなリコンストラクトは、本作『百薬の長』が耳馴染みの深い代表曲の機能性をアンプリファイしたような、一般的なリミックスアルバムとはまったく異なる位相にある作品であることの宣言となっている。
TESTSETでの活動をはじめ近年目覚ましい創作期に入っている砂原良徳は、『日出処』から「JL005便で」をピックアップ。1998年5月、椎名林檎がデビューする一週間前にリリースされたセカンドソロアルバム『TAKE OFF AND LANDING』との「ジェット機繋がり」を連想せずにはいられない効果音や精密なグリッチサウンドによって、見事な本歌取りを遂行。
90年代半ばのアシッドジャズ・ムーブメントにデビュー以前の椎名林檎が入れ込んでいたであろうことは、その後の彼女の作品からも溢れ出ていたが、その立役者であるGilles Petersonは『日出処』収録「ちちんぷいぷい」をUKガラージ風のダンストラックに仕立ててみせる。UKクラブシーンにおいて最前線のキーマンであり続けている顔役DJの面目躍如といったところ。
UKクラブシーンからは続いて、東京生まれ、北京育ちのプロデューサー/DJ、object blueが参加。椎名林檎が2017年にドラマ『カルテット』に書き下ろした「おとなの掟」のセルフカバーをリミックス。パーカッシブなビートと地を這うように重いベースと金属的なノイズによって、原曲の基調にもなっていたスリルと緊張感がさらに高められている。
ルーツとしてのファンクミュージック、日本語ポップスにおける身体性と官能性の追求、レコーディングからライブパフォーマンスまで徹底して貫かれた完璧主義と、共通項がありながらもこれまで交わることがなかった椎名林檎の音源に、岡村靖幸の「神の手」がタッチ。2015年のヒットチューン「長く短い祭」にサルソウル風のフレーバーを一振り。間奏で顔を覗かせるお約束の岡村ちゃん節にもニヤリ。
Shingo Suzuki、mabanua、関口シンゴからなるOvallによってネオソウル風のスローファンクに生まれ変わった、2011年のドラマ『カーネーション』の主題歌「カーネーション」。原曲へのただならぬ愛と理解を感じずにはいられない艶かしくも緻密な生音の重なりを前に、「リミックス」という概念そのものが瓦解していく。
プロデューサーとしてもトラックメーカーとしても、そしてもちろんプレイヤー/パフォーマーとしても現在ノリにノっているSTUTSは、’11年、資生堂「マキアージュ」のCMソングとして「ビートレス」のバージョンがオンエアされた「女の子は誰でも」に、ブレイクビーツ風のラフでタイトなビートをぶち込むという洒落っ気を披露。
椎名林檎クラシック中のクラシック「丸ノ内サディスティック」に挑んだのは、韓国生まれ、イギリス育ち、ソウルを拠点に活動するプロデューサー/DJ/シンガーのMiso。元になっているのは『三文ゴシップ』のボーナストラックとして収録された「丸ノ内サディスティック(EXPO Ver.)」の方。終盤ではMiso自らヴァースを担い、そのエンジェリックボイスを聴かせてくれる。
一転して硬質でファットなビートに誘われて始まるのは、『勝訴ストリップ』初出(厳密にはボーカルは「りんごのうた」のカップリングに収められていた英語バージョンの方)の「浴室」のリミックス。手がけたのは言わずと知れた石野卓球。まるでジョルジオ・モロダー&ドナ・サマーの奇跡の再来かのように、石野卓球のディスコビートにのって躍動する椎名林檎の歌声。
これまでも椎名林檎自身によって度々リアレンジされてきた「意識」が、いきなりコーラス部分のドロップから始まり、その後もビルドアップの応酬が続く完全なダンストラックへと変身。先出のGilles Peterson同様、90年代アシッドジャズ・ムーブメント期から現在に至るまでトップDJであり続けている大沢伸一によるリミックスは、フィーチャリングにDaokoまで招集する念の入れよう。
『三毒史』のオープニングトラック「鶏と蛇と豚」に自身のヴァースをのっけていくその手法は、フィーチャリング・ラッパーが八面六臂の活躍をする同時代のグローバルシーンにおける「リミックス」の定義に倣ったもの。ではあるが、それに加えてフリージャズ的なドラムを挿入して曲そのものを別次元にもっていくその剛腕ぶりは、日本語ラップの可能性を広げ続けているKID FRESINOならでは。
日本、韓国、イギリス、アメリカの猛者たちが一堂に会した本作『百薬の長』のエピローグで大抜擢されたのは、自身のホームページにアルバム『三毒史』を丸ごとチップチューンの手法でアレンジした「ゲーミング三毒史」などをアップしてきた鯵野滑郎。というわけで、この音楽的にも世代的にも地理的にも振れ幅の広いリミキサー陣から、「音楽愛好家」としての椎名林檎の過去を探ることも可能だし、今後の共作の可能性などの未来を妄想することも可能だ。これまでもコラボレーション作品やセルフカバー作品をリリースしてきた椎名林檎のディスコグラフィーにおいて、ここに収められたいくつかのトラックはその延長上で楽しむことができる「良薬」でもあるだろう。あるいは、いくつかのトラックはこれまでの椎名林檎の作品の流儀からは絶対に出てこないであろうという意味において「劇薬」でもあるだろう。いずれにせよ、中国『漢書』がレファレンス元である「百薬の長」という言葉には「音楽は何も勝る、耳から摂取する薬である」という意味が込められている。まるで錠剤を糖衣でコーティングするかのように周到に配置された曲順によって、飲み込みやすさ(=リスニング)にも十分に配慮された『百薬の長』。気がつけば我々の生活のルーティンに入り込んで、健やかな肉体と精神をもたらしてくれるものとなるかもしれない。
<宇野維正>
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※応援店特典は、オリジナル特典がつく店舗、オンラインショップは対象外となります。
※特典は先着となり、数に限りがございます。
※特典は一部取り扱いのない店舗がございます。ご予約の際にご確認ください。
Artists
Telefon Tel Aviv
US
テレフォン・テル・アヴィヴ
あの世の門 ~Gate of Hades~ (Telefon Tel Aviv Version)
Comment
Sheena is taking us on a journey to the underworld, so I tried to imagine what that sounds like for me. It’s tinged with melancholy. When we try to use our voices, we can’t, or the words stick in our throats. I could hear Sheena trying to speak to me, but her voice was sometimes far away, sometimes close, sometimes I couldn’t hear her at all. I think I could just barely make out, however, that she was telling a story that we all know the moment we’re born, a tale as old as time, born in the morning of the world.
Thank you so much to for this opportunity to go on this journey with you! What a voice!!!
シーナ が冥土の旅に連れて行ってくれるというので、それが自分にとってどんな音なのかを想像してみた。それは憂いを帯びた旅だった。声を出そうとしても出すことが出来ず、言葉がのどに張り付くようだった。(そんな中)シーナが私に話しかけようとしているのが聴こえた。時に彼女の声は遠くで、そしてまた近くに聴こえ、全く聴こえなくなることもあった。そしてかろうじて聴き取れたのは、彼女は誰もが心に宿している物語を奏でていたと言うこと。それは、生まれた瞬間に知る物語、時間のように古い物語、世界の朝に生まれた物語だった。
こんなに素晴らしい声と共に旅をする機会を与えてくれて本当にありがとう!!!
Telefon Tel Aviv
Profile
1991年、高校時代の友人であるJoshua Eustis(ヨシュア・ユーステス)と故Charles Cooper(チャールズ・クーパー)と共にニューオリンズで結成。サザン・バウンス、ヒップホップ、デトロイト・テクノ、シカゴ・ハウス、さらにはU Kエレクトロニックと言った様々なジャンルを融合したサウンドを求め、2001年にアルバム『Fahrenheit Fair Enough』でデビュー。1990年代にイギリスが生み出したようなロードマップがまだなかった時代のアメリカにおいて、一気に開花し始めたエレクトロニック・アンダーグラウンド界の可能性を切り開いたアーティストの1組として脚光を浴びた。その後2009年にメンバーのクーパーが死去してからは7年間活動を停止していたが、2016年に再びTelefon Tel Avivとして復活。現在はシカゴを拠点にDJ/プロデューサーとして世界を巡り活躍中。
砂原良徳
JL005便で ~Flight JL005~ (B747-246 Mix by Yoshinori Sunahara)
Comment
盛り上がった機首、大きな尾翼、双発エンジンの力強い音、
近年日本では見かけなくったBoeing747の魅力を味わっていただければ幸いであります。
砂原良徳
Profile
1969年9月13日生まれ。北海道出身。これまで5枚のソロアルバムをリリース。その他、プロデューサー、映画・CM音楽の制作や、マスタリングエンジニアとしての顔も持つ。2021年9月「LOVEBEAT」20周年を記念したリマスター盤をリリース。2022年に入りLEO今井とTESTSETを結成。サポートメンバーに白根賢一、永井聖一を迎えライブ活動を開始。2022年8月に「EP1 TSTST」を配信リリースした。
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Gilles Peterson
UK
ジャイルス・ピーターソン
ちちんぷいぷい ~Manipulate the time~ (Gilles Peterson’s Dark Jazz Remix)
Comment
I have been developing a sound inspired by UK garage by the likes of El-B, Horsepower Productions where the beats were more minimal and more instrumental focused.
El-BやHorsepower ProductionsといったUKガラージにインスパイアされて、よりミニマルでよりインストゥルメンタルにフォーカスしたビートを使ったサウンドを展開したんだ。
Gilles Peterson
Profile
80年代後半に「Acid Jazz」、90年代前半には「Talkin' Loud」を立ち上げ、インコグニート、ブラン・ニュー・ヘヴィーズやジャミロクワイらを輩出するなど、そのキャリアを通じて、いくつもの革新的なインディーレコードレーベルを設立しジャズ、ヒップホップ、エレクトロニック・ミュージックの新境地を開拓し続けるロンドンを拠点に世界中に多大な影響力を持つラジオ/クラブDJ兼レーベルオーナー。
名物DJとしても名だたるラジオ局の創設・番組制作も手がけ、インターネットに移行するラジオ時代の変革にもいち早く対応。現在はBBC Radio 6 Musicで最も人気のある音楽番組のホストを務める。
また、レコードコレクターとして自身がキュレーションするDJ MIXコンピレーションは100作品を超えるなど、数多くの楽曲を世に紹介し続けるミュージックマン。
2005年以降は、ロンドンで毎年開催されるWorldwide Awards、南フランスで開催されるWorldwide Festivalを主催。
2019年にはイギリスで新しいフェスティバル「We Out Here」を立ち上げるなど、精力的にその活動の幅を広げ、2021年にはインコグニートのブルーイとのアルバム『Str4ta』もリリースし、初の著書「Lockdown FM - Broadcasting In A Pandemic」も出版。
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object blue
UK
オブジェクト・ブルー
おとなの掟 ~Adult Code~ (object blue Pleasure Principle Remix)
Comment
Maybe my favourite remix that I've ever done. I'm relieved I got to give all I could in remixing an extraordinary musician like Sheena.
今まで作ってきたリミックスの中で一番好きかもしれません。椎名さんのような素晴らしいアーティストのリミックスに満足のいく仕事ができてほっとしています。
object blue
Profile
東京生まれ/北京育ち/現在はロンドンを拠点とするプロデューサー/DJであり、2018年にEP 『Do you plan to end a siege?』をリリースするや、MixmagやFACT magazineをはじめとする数々の各有力媒体年間ベストに挙げられ一躍脚光を浴びる人気急上昇のロンドンの若手最注目株エレクトロニック・ミュージック・アーティスト。
2021年には、妻でありクリエイティブ・パートナーでもあるNatalia Podgórska(ナタリア・ポドグロスカ)と共に、オーディオビジュアルEP 『Grotto』をリリース。サウンド&ビジュアルがもたらず豊かで創造的なバーチャル表現で、シーンの先端を切り開く存在として活躍中。そのDJ/サウンドプロデューサーとしての活動は音楽シーンに止まらず、ファッション/カルチャー界でも高く評価を受け、パリコレでのライブパフォーマンスを始め、ヴィヴィアン・ウェストウッド、アップル、アディダスなど数々のブランドとのコラボレーションも行っている。
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岡村靖幸
長く短い祭 ~In Summer, Night~ (Yasuyuki Okamura 一寸 Remix)
Comment
「原曲のクオリティが高くリミックス・リアレンジするのが難題でした。」
岡村靖幸
Profile
1965年生まれ。音楽家。
2022年11月18日より全国ツアー「アパシー」
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Ovall
カーネーション ~L'œillet~ (Ovall Remix)
Comment
椎名さんの楽曲は喜びと悲しみ、陰と陽など、相反する物が共存し、その上にきちんとしたストーリーがあると感じていました。今回はそれを壊さぬよう慎重に作らせて頂きました。 貴重な機会を頂けて本当に嬉しいです。ありがとうございました。(mabanua)
今回は参加出来てとても光栄に思います。 レコーディングは楽しく、攻めた演奏、楽器のチョイスができました。独特の温度感のボーカルにまず魅せられました。リミックストラックのデモの全体のうねり感、質感、熱量、トーン、、、世界観をさらに作り上げる為に、集中しました。 今回、シンセベースはMoogで演奏しましたが、音色作りからじっくりとのめり込むことが出来たし、全体のネバったグルーヴに上手く融合できたのでは?!充実感。ありがとうございました!(Shingo Suzuki)
mabanua ワールド全開のトラックに自由にギターを弾かせていただきました。 リズムでたくさん遊ばせてもらっているのがOvallらしいかなと思います。 そんなアプローチも受け入れてくれる椎名さんの素晴らしい楽曲に関われてとても光栄です。 ぜひ楽しんで聴いてもらえたら嬉しいです!(関口シンゴ)
Ovall
Profile
Shingo Suzuki、mabanua、関口シンゴによるトリオバンド。 メンバー全員がソロアーティスト/ミュージシャン/プロデューサーとしても活動するマルチプレイヤー集団。 2006年から現メンバーでの活動を本格化、現在に至るまでジャンルよりもミュージシャンシップを軸に置く姿勢を貫く。 ジャズ、ソウル、ヒップホップ、ロックを同列に並べ、生演奏もサンプリングもシームレスに往復し、楕円(オーバル)のグルーヴの中に音を投げ込む。 その斬新なスタイルと唯一無二のサウンドは徐々に時代を吸い寄せ、国内外の映像作家、映画監督、そして様々なアーティストからプロデュースやコラボレーションの依頼が殺到。 それぞれがソロ活動を活発化させるが、個々が多忙を極めたことが諸刃の剣となり2013年にバンド活動を休止、それぞれの表現を追い求め始める。しかし「この3人ならではのアンサンブルが聴きたい」という要望が絶えず、メンバーもその思いに応える形で4年の歳月を経て2017年に再始動。 直後よりFUJI ROCKなど国内の大型フェスに出演、そして世界中のアーティストとのコラボレーションや海外でのライブツアーも行う。 ソロ活動で培ったスキルやノウハウをお互いに持ち寄り、今日もバンドは楕円を描きながら転がり続ける。
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STUTS
女の子は誰でも ~Fly Me To Heaven~ (STUTS Remix)
Comment
今回椎名林檎さんの楽曲をRemixさせてもらえることになって光栄でした。
原曲のワクワク感にビートに乗って踊ってる時の高揚感を足してみたいなと思いながら作りました。
最高な楽曲と東京事変さんの素晴らしい演奏をリミックスさせてもらえて光栄でしたし、とても楽しかったです。
ぜひお聴きください。
STUTS
Profile
1989年生まれのプロデューサー・トラックメーカー。
自身の作品制作やライブと並行して、数多くのプロデュース、コラボレーションやTV・CMへの楽曲提供など活躍の場を広げている。2021年4月にはTVドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」主題歌『Presence』を発表。同年10月にSTUDIO COASTワンマンライブを成功させた。2022年10月に3rd アルバム『Orbit』をリリース。
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Miso
韓国
ミソ
丸ノ内サディスティック ~Marunouchi Sadistic~ (Miso Remix)
Comment
Hey Sheena and friends,
I had a lot of fun making this remix and I’m delighted to be a part of your project.
For this remix, I wanted to create something that has a blend of both Sheena and my character and I tried to furthermore heighten those traits in the mix.
I am excited to hear the final version and please keep us updated. Thank you!
椎名さん、みなさん。 リミックス作りは本当に楽しかったし、このプロジェクトに参加できたことをとても嬉しく思っています。このリミックスでは、シーナと私のキャラクターの両方がブレンドされたものを作り上げたかったので、ミックスの中でそれぞれの特徴をさらに高めようと頑張りました。 アルバムとしての仕上がりを聴くのが楽しみです。ありがとうございました!
Miso
Profile
韓国ソウルを拠点に活動するプロデューサー/ DJ / シンガー。
アメリカでも人気を博す韓国のR&BシンガーのDEANを筆頭に、新進気鋭の若手アーティストが集結したClub Eskimoに所属。そのDEAN設立のレーベル「you.will.knovv」(ユー・ウィル・ノウ)の第一弾アーティスト。
韓国生まれ・イギリス育ち。クラシックやジャズが好きな両親の影響を受け幼少よりクラシック音楽を学びつつ、イギリスでHIP HOPやR&Bを聴いて育った環境から、独自のチルアウトでスムーズなR&Bスタイルを確立。
2015年にはパリ開催のレッドブル・ミュージック・アカデミーに韓国人アーティストとして初めて参加し、2016年のデビューシングル「Take Me」は、その年のUSバイラルチャート50で3位を獲得するなど注目を集めた。
今やK-Popに匹敵する勢いを見せる韓国HipHop・R&Bシーンの中でもひと際異彩を放つ存在として脚光を浴びる。ビートメーカー、DJ、シンガーソングライターとしても世界で活躍するアーティストである。
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石野卓球
浴室 ~la salle de bain~ (Takkyu Ishino Remix)
Comment
楽しくremix出来ましたー
石野卓球
Profile
1989年、ピエール瀧らと電気グルーヴを結成。
1995年にソロアルバムをリリースし、DJとしての活動も開始。
1997年からはヨーロッパを中心に、海外での活動も積極的に行う。
1998年には、ベルリンで行われる世界最大のテクノ・フェスティバル「Love Parade」のFinal Gatheringで150万人の前でプレイした。
1999年から2013年までは、日本最大級の大型屋内レイヴ「WIRE」を主宰し、精力的に海外のDJ/アーティストを日本に紹介。電気グルーヴの活動の他、DJ/プロデューサー、リミキサーとして多彩な活動を行っている。
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大沢伸一
意識 ~Consciously~ (Shinichi Osawa Remix feat. Daoko)
Comment
「椎名林檎と音楽を交える」 これは僕に(限らず)とって特別なことだ。
今回はリミックス=既存の楽曲を再解釈して新しく編曲する。ということで、「あんたなりの感性で着せ替えて見せてみなよ」と問われた気がする。
選曲からすでに悩みに悩み、二転三転して「意識」を選んだ。
何を期待されているのか?などと奢った勘ぐりなど全て捨て、アカペラの歌声を何度も聞いた。その歌声に誘われるままスケッチした。
かなりの時間を費やして、曲がりなりにも好きな音楽に成ったと思う。
そして改めて彼女の歌声と音楽、詩の世界に恋をした。もうかれこれ何十日間も歌声が頭から離れない。こんな機会に恵まれた幸運を噛み締めている。
最後に、Daoko嬢の参加がとてもタイムリーで素晴らしいアシストになったことも追記しておく。
大沢伸一
Profile
音楽家、作曲家、DJ、プロデューサー。国内外の様々なアーティストのプロデュース、リミックスを手がける他、広告音楽、空間音楽やサウンドトラックの制作、アナログレコードにフォーカスしたミュージックバーをプロデュースするなど幅広く活躍。2017年にアルバム『何度でも新しく生まれる』でMONDO GROSSOを再始動。最新作『BIG WORLD』では坂本龍一、満島ひかりが参加した「IN THIS WORLD feat. 坂本龍一[Vocal:満島ひかり] 」など豪華アーティストとの変幻自在のコラボレーションが話題となっている。おもなサントラ担当作品にTVアニメ「BANANA FISH」、蜷川実花監督映画「ダイナー」。
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KID FRESINO
鶏と蛇と豚 ~Gate of Living~ (KID FRESINO REMIX)
Comment
Nisennenmondaiの姫野さんと食品まつりさんとエンジニアの浦本さんに協力していただきました。アイデアが形になって満足しています。椎名さんと私は誕生日が同じです。
KID FRESINO
Profile
1993年生まれ。ラッパー、DJ、トラックメイカー。
JJJ、Febb とともに結成したヒップホップ・ユニット”FlashBackS”として活動。
2013年『Horseman’s Scheme』でソロデビュー後、コンスタントにソロ、共作アルバムの作品を発表している。
NY在住中の2016年にバンド編成での楽曲制作をスタートし、帰国後、本格的に音楽活動を再開。
2018年にリリースした革新的なアルバム『ài qíng』が反響を呼び、音楽シーンから幅広い注目を集める。
国内外でのライブやDJ、CM楽曲制作、ナレーションなど、その活動は多岐に渡る。最新アルバムは『20,Stop it.』。