椎名林檎 Live Blu-ray / DVD
2025.6.25[wed]発売
6年ぶりに開催されたアリーナツアー「生林檎博’24―景気の回復―」の模様を収録した、
待望のライブ映像作品Blu-ray/DVDをリリース!
デビュー25周年を経て、昨年開催されたアリーナツアー「生林檎博’24―景気の回復―」。“景気の回復”をテーマに掲げ、千変万化する椎名林檎。共にステージを彩る“The Mighty Galactic Empire(銀河帝国軍楽団)”は、石若駿(Dr)、鳥越啓介(Ba)、名越由貴夫(Gt)、伊澤一葉(Key)、斎藤ネコ率いるオーケストラ、そしてダンスユニットSISという鉄壁の布陣。さらに、最新アルバム『放生会』に参加したミューズたち、AI、 中嶋イッキュウ、Daoko、ももとの共演。シーンごとに緻密に構築された児玉裕一監督による度肝を抜く映像演出など、見どころ満載の一大スペクタクルが繰り広げられた。数年に一度かぎり開催される“生林檎博”ならではの賑々しいステージをご堪能いただけます!

初回限定盤
Blu-ray:UPXH-29074 ¥7,700(税込)
DVD:UPBH-29104 ¥6,600(税込)
Blu-ray&DVD[初回限定盤]共通仕様
・三方背ケース/ワイド型・44Pブックレット
・「いつでもどこでもすぐ観れる」 スマホ/タブレット対応・視聴用二次元コード (「NeSTREAM LIVE」視聴シリアルコード)付
*「NeSTREAM LIVE」:商品に封入の視聴シリアルコードを使用し、ディスク収録映像をスマホや TV などで
簡単にストリーミング再生にてご視聴いただけます。
また音声はドルビーアトモス/ステレオ(バイノーラル)/ステレオ、いずれでもお楽しみ頂けます。(視聴可能期間:2028年6月24日まで)
アプリ詳細はこちらをご参照ください。
https://nestreamlive.radius.co.jp/news/202505_sheenaringo/
Blu-ray 共通
・ステレオ&ドルビーアトモス音声対応
購入先着特典
ポストカード
※特典は先着となり、なくなり次第終了となります。
※一部特典取扱いのない店舗もございますので、ご予約・ご購入の際に必ずご自身でご確認ください。

通常盤
Blu-ray:UPXH-20149 ¥6,050(税込)
DVD:UPBH-20340 ¥4,950(税込)
Blu-ray 共通
・ステレオ&ドルビーアトモス音声対応
購入先着特典
ポストカード
※特典は先着となり、なくなり次第終了となります。
※一部特典取扱いのない店舗もございますので、ご予約・ご購入の際に必ずご自身でご確認ください。
TRACK LIST
- 1.OPENING
- 2.鶏と蛇と豚
- 3.宇宙の記憶
- 4.永遠の不在証明
- 5.静かなる逆襲
- 6.秘密
- 7.浴室
- 8.命の帳
- 9.TOKYO
- 10.さらば純情
- 11.おとなの掟
- 12.MOON
- 13.ありきたりな女
- 14.生者の行進
- 15.芒に月
- 16.人間として
- 17.望遠鏡の外の景色
- 18.茫然も自失
- 19.ちりぬるを
- 20.ドラ1独走
- 21.タッチ
- 22.青春の瞬き
- 23.自由へ道連れ
- 24.余裕の凱旋
- 25.ほぼ水の泡
- 26.私は猫の目
- ―Encore―
- EN1.初KO勝ち
- EN2.ちちんぷいぷい
- EN3.2〇45 <Endroll>
椎名林檎 ニューシングル 『芒に月』 <NHK土曜ドラマ『ひとりでしにたい』主題歌>
2025年6月25日(水)発売
品番:UPCH-89616
定価:¥1,320 (税込)
【初回生産分のみ“三次元札”仕様ジャケット】
※初回生産分の出荷終了次第、同価格の通常仕様<UPCH-80626 ¥1,320 (税込)>に切り替わります。
購入先着特典:ステッカー
※特典は先着となり、なくなり次第終了となります。
※一部特典取扱いのない店舗もございますので、ご予約・ご購入の際に必ずご自身でご確認ください。
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01. 芒に月
作詞 椎名林檎 作曲 伊澤一葉 編曲 村田陽一
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02. 松に鶴
作詞 椎名林檎 作曲 伊澤一葉 編曲 伊澤一葉
「芒に月」は6/22(日)0:00より先行配信開始

MOVIE
『生林檎博'24-景気の回復-』
オフィシャル・ライブレポート
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「地球の皆さん、ごきげんよう」。6年ぶり4度目の「(生)林檎博」にして、「(生)林檎博」としては過去最多の全国10公演が開催された今回の「(生)林檎博'24-景気の回復-」。オープニングを飾った「鶏と蛇と豚」の演奏中、UFOから出て来たタラップに乗り、地上へ文字通り「降臨」した椎名林檎は、そう一言だけ挨拶すると、そこから約2時間のショーを通してアリーナを圧倒し続けた。
バンドメンバーは昨年のツアー「椎名林檎と彼奴等と知る諸行無常」から引き続き名越由貴夫(G)と鳥越啓介(B)と石若駿(Dr, Perc)、そこに伊澤一葉(Key, G)が加わり、まるで巨大なクレーターのようにステージの中心に設けられたオーケストラピットには「(生)林檎博」ではお馴染み、斎藤ネコ(Cond)率いる銀河帝国軍楽団がズラリと並ぶという鉄壁の布陣だ。
2008年の「10周年記念祭」、2014年の「年女の逆襲」、2018年の「不惑の余裕」。思えば、これまでの「(生)林檎博」は椎名林檎を一人称とするアニバーサリー的サブタイトルが掲げられてきた。翻って、今回の「(生)林檎博'24」では「景気の回復」と、あたかもこの国、あるいは様々な危機に瀕しているこの惑星に奉仕するかのようなスローガンが掲げられている。東京の夜景をバックにそのタイトルがスクリーンに大きく映し出され、いよいよその核心へと突入していくのが4曲目の「静かなる逆襲」。SISの2人を従え、ジェームス・ブラウンのソウルレビューよろしくマントを脱ぎ去って、「地球外生命体」として現れた椎名林檎は、ここで浮き世に着地する。
序盤のクライマックスとなったのが、そこからの「秘密」「浴室」「命の帳」「TOKYO」の流れだ。SISともどもミウッチャ・プラダやアレッサンドロ・ミケーレのアイコニックなコレクションを身に纏って踊り明かす「秘密」と、ダンスビートが強調された「浴室」のいかがわしさを経て、ステージの真ん中で仰向けに寝そべったまま歌い上げられた「命の帳」。そして、荘厳なオーケストラサウンドをバックに絶唱したのち奈落へと落ちていった「TOKYO」。そこでようやく思い至った。「景気の回復」の「景気」とは、必ずしも経済活動としての「景気」のことを表しているだけでなく、一人の女、ひいては一人の人間としての生きる力のことなのだと。
貝の中に横たわる人魚として、再び人あらざる者としてステージに出現した椎名林檎。前世を回想するかのような「さらば純情」、弦カルテット&日本語詞というDoughnuts Holeによるオリジナルを想起させるバージョンで再現された「おとなの掟」に続いて、「(生)林檎博」ではお馴染みとなった実子(今回は「新若旦那」こと次男)によるナレーションコーナー。そこで家庭内の微笑ましい情景が明かされたのちに演奏された、レベッカによる1988年のヒット曲「MOON」のカバーと、その続編として書かれたという「ありきたりな女」のあまりに生々しいエモーションたるや。ちなみに、「MOON」のオリジナル版において当時バイオリン・ソロを務めていたのは、今回のステージでタクトを振る斎藤ネコその人だった。
「MOON」と「ありきたりな女」から母と娘というテーマを引き継ぎつつ、勇ましいブラスセクションと共に母であることの業を生の讃歌として響かせた「生者の行進」。11月24日のさいたまスーパーアリーナ公演ではクイーンの風格を纏ったAIもステージに召喚、大地を照りつける太陽をバックにレオパード柄の衣装で仁王立ちした二人が並ぶ、圧巻のパフォーマンスでアリーナを完全制圧してみせた。やがて、巨大スクリーンの太陽は月に覆い隠されて日食に。伊澤一葉のピアノトリオ・あっぱ名義の曲をリアレンジして新たなリリックがのせられた「芒に月」は、今回の「(生)林檎博'24-景気の回復-」が初披露。SISの2人と一列になって華麗にチャールストンのステップまで踏む椎名林檎。ここでショーは折り返し地点を迎えて、続く「人間として」から本格的に『放生会』における最新モードが展開していった。
『放生会』への参加に続いて「(生)林檎博'24-景気の回復-」の全公演に帯同したのは中嶋イッキュウ、Daoko、もも。3人のミューズたちは『放生会』におけるそれぞれの客演曲だけでなく、中嶋イッキュウは拡声器を手にパンキッシュな「自由へ道連れ」、Daokoは岩崎良美「タッチ」のキュートなカバー、そして全員勢揃いしての本編ラストの大団円「私は猫の目」と、客演というよりも完全なるクルーの一員として、むしろ椎名林檎をリードするようにステージ上で火花を散らしていく。
巨大LEDスクリーンのフル活用した映像演出(「ドラ1独走」「タッチ」「青春の瞬き」の舞台となった球場ではスクリーンの中に電光掲示板まで登場。そこにはちゃっかりスポンサー広告まで)、次から次へと繰り出されるリアル客演と映像内のバーチャル客演、「ほぼ水の泡」の終盤に満を持して登場した『放生会』のアートワークそのままの巨大な招き猫、そして「私は猫の目」でその招き猫の目から放たれるレーザービーム(中嶋イッキュウとDaokoのやりとりでは「景気回復ビーム」と名付けられていた)。完全にお祭り状態となっていくステージ上の狂騒を呆然と眺めながら、「(生)林檎博」が「(生)林檎博」である所以、その真髄に、全身を委ねてあやかるしかなかった。
アンコールの「初KO勝ち」と「ちちんぷいぷい」は、ここまであまりの完成度の高さと驚愕するしかない演出の連続ゆえに封印されていた、椎名林檎とオーディエンスのコール&レスポンス・タイム。スクリーンの中ののっちにダウンを食らった椎名林檎に、「立ち上がれ!」と奮起を促すコールを煽るのはSISの役割だ。そして、「初KO勝ち」での勝利宣言に続く「ちちんぷいぷい」では、オーディエンスから万感を込めた“RINGO” コールが巻き起こった。
エンドロールで流れた「2◯45」のディストピアSFのような映像とそのリリックは、冒頭の宇宙船演出の伏線回収と言っていいだろう。今から約20年が経過して、もし地球上からすべての「人間らしさ」が消え失せてしまったとしても、誰かの肌や心に触れた時の実感、そしてその大切な記憶が、そこから回復する手がかりとなる。きっと20年後も、「(生)林檎博'24 -景気の回復-」の記憶は我々を回復へと導いてくれるに違いない。
(宇野維正)
LIVE VIEWING
映画館上映告知

ライブ映像作品「(生)林檎博’24-景気の回復-」
のリリースを記念した映画館上映が決定!
ライブ映像作品「(生)林檎博'24-景気の回復-」のリリースを記念して、6月24日(火)より全国の映画館で、期間限定上映が決定!
ステレオ上映と立体音響が楽しめるDolby Atmosでの上映となります。Dolby Atmos上映館では、空間を包み込むようなサウンドに満たされ、まるでライブ会場にいるかのような没入感でお楽しみいただけます。
2024年リリースの『放生会』に収録楽曲を含む全25曲のライブ本編に加え、2曲のアンコール映像やエンディング映像までライブ全編を映画館にて上映いたします。“(生)林檎博”の高臨場感を体感できる映画館の大スクリーンでお楽しみください!
上映概要
■タイトル:(生)林檎博'24-景気の回復-
■本編114分/16:9
公開
2025年6月24日(火)~ 6月30日(月)
●Dolby Atmos上映:6月24日(火)~6月30日(月)
※劇場により休映日がある場合がございます。ご鑑賞予定の映画館WEBサイトにてご確認ください。
●ステレオ上映:6月25日(水)~6月29日(日)
<上映開始時間>
●Dolby Atmos上映
各日、上映開始時間は映画館によって異なります。ご鑑賞予定の映画館WEBサイトにてご確認ください。
●ステレオ上映
6月25日(水)18:00開始
6月26日(木)13:00開始
6月27日(金)19:00開始
6月28日(土)17:00開始
6月29日(日)11:00開始
※開始時間より本編の上映となります
※シアターへのご入場開始時間は映画館によって異なります
会場
●ステレオ上映:全国45箇所の映画館
●Dolby Atmos上映:全国28箇所の映画館
>>>映画館の詳細はこちら: https://liveviewing.jp/namaringohaku-24/#venue
※大阪府では条例により、16歳未満の方は終了時間が19:00を過ぎる上映には、保護者同伴でないとご入場いただけません
チケット
◎料金:ステレオ上映 3,700円均一(税込/全席指定)
Dolby Atmos上映 3,900円均一(税込/全席指定)
※3歳以上有料/3歳未満で座席が必要な場合は有料となります
※特別料金につき各種割引はございません
◎販売:上映映画館のWEBサイト、窓口、自動券売機にて販売
※チケットは各映画館の販売開始タイミング(上映日の2~3日前頃)より購入が可能です
映画館によって販売開始タイミングが異なりますので、ご来場予定の映画館WEBサイトにてご確認ください
■ライブ・ビューイング・ジャパン 『(生)林檎博'24-景気の回復-』上映情報サイト
https://liveviewing.jp/namaringohaku-24/
■ユニバーサルミュージック 椎名林檎特設サイト
■SR 猫柳本線 | 椎名林檎・東京事変オフィシャルサイト
※Dolby、ドルビー、Dolby Cinema、Dolby Atmos、Dolby Vision、およびダブルD記号は、アメリカ合衆国とまたはその他の国におけるドルビーラボラトリーズの商標または登録商標です。
企画/制作:黒猫堂、UNIVERSAL MUSIC
配給:ライブ・ビューイング・ジャパン
「(生)林檎博’24―景気の回復―」発売記念
ツアー衣裳展 開催案内
詳細
衣裳展開催中、各会場にて販売中の椎名林檎 CD/DVD/Blu-ray/LPをご購入のお客様に先着で、『オリジナル・マグネット』 を差し上げます。
詳細は各会場にてご確認ください。
※[福岡]、[大阪]会場の最終日は終了時間が異なりますので、ご来場の際はご注意ください。
※混雑時は会場の入場制限をさせていただく場合がございます。予めご了承ください。
東京
展示日時:6月24日(火) ~ 7月6日(日) 11:00~22:00
展示会場:タワーレコード新宿店 9F 特設スペース
展示内容:「(生)林檎博’24―景気の回復―」 衣裳
福岡
展示日時:7月9日(水) ~ 7月19日(土) 10:00~20:00 ※最終日は17:00まで
展示会場:福岡三越地下1階 ラシック福岡天神 プロモーションスペース(south zone「Maison」)
展示内容:「(生)林檎博’24―景気の回復―」 衣裳
大阪
展示日時:7月22日(火) ~7月28日(月) 11:00~22:00 ※最終日は18:00まで
展示会場:タワーレコードNU茶屋町店 イベントスペース
展示内容:「(生)林檎博’24―景気の回復―」 衣裳
【お問い合わせ】
ユニバーサル ミュ-ジック カスタマー・サービスセンター
[お客様相談窓口](月~金 10:00~18:00 ※祝・祭日除く)
https://support.universal-music.co.jp/hc/ja
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