椎名林檎FAXインタビュー

 初のライブツアー『無罪モラトリアム』終了後、数カ月の休養期間に入っていた林檎ちゃんが、秋にリリース予定のニューシングルに向けて活動開始! そこで林檎ちゃんに、現在の心境をFAXを使って語ってもらいました。

●アルバム『無罪モラトリアム』リリース直後に体調を崩し、自宅療養を余儀なくされた林檎さんでしたけが、その時の心境を教えて下さい。
林檎:「何故にあたくしは要領や間が悪過ぎるのか?」と云うことばかりで、グルグルでした。

●十分なリハーサルが出来ない状態で臨んだという初のライブツアー『先攻エクスタシー』。ライブ前に不安などはありませんでしたか?
林檎:御座居ました。デビュー以降は、其れ迄の様にバンド活動をしていたわけでもなく、感覚が中々戻りませんでした。

●ライブツアー『先攻エクスタシー』を大盛況のうちにやり終えた感想は?
林檎:とにかく、仙台の皆様をお待たせしてしまったことが悔やまれます。 (林檎ちゃんの体調不良の為、仙台のライブは延期となった)

●ツアー終了後、1〜2カ月の休養期間があったそうですけが、休養期間中はどんな生活を送っていたんですか?
林檎:全力を尽くし、自動車教習所に通い、“第一種普通”をゲットした後、ヒトラーと名付けたボロ車を乗り回して居りました。

●6月には各地でライブ・イベントが行われましたが、久しぶりにファンの人達と接した感想は?
林檎:あたくしは「皆様を信頼していること」を自覚しました。 温かいです。

●非常に高い評価を得た『無罪モラトリアム』。リリースからしばらく時間が経ってみて『無罪モラトリアム』というアルバムは林檎さんにとってどんな存在ですか?
林檎:あたくしのデビューアルバムとして、素直に録れた、良きアルバムです。

●「そろそろ林檎ちゃんがレコーディングに入ったらしいぞ!」という情報が入ってきていますが、秋頃にリリース予定というニューシングルは、ズバリどんな内容になりそうですか?
林檎:ズバリ、赤裸々で、現在のあたくしです。

●最後に、最近のマイ・ブームを教えて下さい。
林檎:環七フィーヴァー! 合法の範囲で。