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世界最高峰のベーシストNathan Eastによるプロデュース

今作のプロデューサーであり、世界最高峰のベーシストと称されるネイザン・イースト。
彼は若干16歳で、ソウルシンガーのバリー・ホワイトにその才能を見いだされ、マディソンスクエアガーデンを含むコンサートツアーでベースを担当したことから、プロとしてのキャリアがはじまる。 その後、伝説のプロデューサークインシー・ジョーンズの誘いで、ホイットニー・ヒューストン、マドンナ、マイケル・ジャクソンらの作品に次々と参加。 1985年にエリック・クラプトンと出会い、その後エリック・クラプトン本人をはじめ、フィル・コリンズやロッド・スチュアートのツアーやレコーディングには欠かせない存在となる。 1991年、ソロの活動と平行してフュージョンジャズグループ ”フォープレイ” をボブ・ジェームス、リー・リトナー、ハーヴィー・メイソンらと結成。 ベースとボーカルを担当し、その洗練された音楽は多くを魅了、世界的な人気と成功を博す。 2013年に参加したダフト・パンクのアルバム "Random Access Memories"は、第56回グラミー賞において年間最優秀アルバム賞を受賞。 ナイル・ロジャースとファレル・ウィリアムスと共演し、世界32ヶ国でチャート1位を獲得した"Get Lucky"は年間最優秀レコード賞を受賞。 グラミー賞のステージで、ダフトパンク、ファレル・ウィリアムズ、ナイルロジャース、そしてスティービーワンダーらと演奏し、世界屈指のベーシストとしての存在感を示した。

2014年のソロ・アルバム『ネイザン・イースト』は、その輝かしいキャリアに相応しく、エリック・クラプトン、スティーヴィー・ワンダー、マイケル・マクドナルド、レイ・パーカーJr.、デヴィッド・ペイチ(TOTO)ら多くの豪華ゲストが参加。 第57回グラミー賞「ベスト・コンテンポラリー・インストルメンタル」にノミネートされた。

松田聖子との出会いは12年前、LAのハリウッド・ボウルで行われたクインシー・ジョーンズのコンサートであった。 その後もフォープレイが東日本大震災の被災地復興ために書き下ろし、2012年にリリースされた「プット・アワ・ハーツ・トゥゲザー(ヴォーカル・ヴァージョン) with 松田聖子」に、日本人として初めてフォープレイのアルバムに松田聖子がゲスト参加したことは大きな話題となり、その後もお互いにアーティストとしてリスペクトを持って親交を深めてきた経緯がある。 初回限定盤の「SEIKO JAZZ 3 Premium Session and Interview」で、その出会いやお互いの信頼関係について語られている。