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AIR-G レポーター
今野綾子さん、工藤淑子さんのレポート
今野綾子さん
工藤淑子さん
01.
今野綾子さんのレポート
『光』『traveling』で始まったステージは、初めから武道館すべてを大きな渦で包み込んだ。
小さな彼女の体からは、とてつもないパワーが感じられて、次々に続く歌の海を、会場の観客と一緒に泳いでいるようだった。パワフルな曲のあとの、『First Love』 や『Deep River』のようなスローな曲での、せつなく、心にしみる唄声に、心底ふるえた。彼女の唄は時にせつなくて、時に苦しくて、それでいて素敵で、光輝いている。人はだから彼女に惹かれ、彼女の唄に引き込まれているんだろう。ラストの『Automatic』まで、時間を感じさせない程の速さだった。
彼女はなんて強いんだろう。あんなに小さい体で、ステージ上から一瞬のうちに、会場のすべての観客の心を手に入れてしまった。
そんなステージを観る事の出来た私は、観客の皆と同様、最高に幸せ者だったと思う。
本当に、「感謝!」「感謝!」。
02.
工藤淑子さんのレポート
開演時間を少し過ぎた頃、全ての照明が消され、真っ暗なステージに突然歌声と真っ赤なドレスを着た宇多田ヒカルがライトに照らされ登場した。
アップテンポな曲が続き、一気にテンションが上がって観客も踊り出す。「なぜもっと広い会場でやらないのだろう?」という疑問も、ライブが始まると納得できた。ライブハウスのような一体感。無駄なものがまったくないシンプルなステージは、逆に彼女の歌を引き立て、その存在感に圧倒される。ステージの色も印象的でした。『SAKURAドロップス』はピンク、『Deep River』は青。『COLORS』は何色?と思ったら透明でした。アンコールラストの『B&C』まで本当にあっと言う間で、いつの間にか2時間が経っていました。
もっと聴きたい曲があったのに!! 3年前のツアーより大人っぽく歌も色っぽくなってましたね。
これからどんな風に進化していくのか楽しみです。この続きを早く見せて下さい。北海道のファンは、待ってますから!!絶対来てね!!
SPECIAL THANKS TO:[AIR-G]
001/053
"ヒカルの5"
ライブレポート