ザ・ビートルズ『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』50周年記念エディションの発売についてお寄せいただいた、著名人の皆様のコメントをご紹介!(50音順)(2017/6/5最終更新)
同時代のサマーオブラブ的なアルバム作品が数ある中で、なぜSgt.が一番最高なのかといえば、それはフォーマットである所謂ウォールオブサウンドやモジュレートしたサイケデリックな音作りに加え、ビートルズの持つロックなグルーヴ感、奇想天外な展開力、そして強固な歌を持っているからだと思う。無敵だ。
阿南智史(never young beach)
もちろんリアルタイムでは無いけれど、間違いなく自分の青春を彩ってくれたビートルズ。そんな彼らのまだまだ知らない世界が褪せない熱意で作られ、最新の高音質で味わえる幸せを噛み締めたい。
杏(女優)
こんなビートルズ聴いたことない!まさに、その通り!聴いた瞬間に鳥肌が立ち、素晴らしいエンジニアに敬意を表せずにはいられない。生きてて良かった〜。ビートルズをちゃんと聴いたことない人にも強くオススメしたい。
石毛輝(lovefilm / the telephones)
ビートルズの作品の中でも、このアルバムでそれ以前の実験的なアプローチを完成させたように思います。
一見シンプルで親しみ易さがありながらも曲ごとに凝縮されたサイケデリック、音響的な面でも今から50年前の作品とは思えない新鮮さがあり、多角的に音楽を体験できる作品です。
市川仁也(D.A.N.)
録音作業をアートまで高めたのがこの人達のすごさ。ステレオだからって左右のバランスなど些細な事、ドラムも歌もホーンもあっちに居たりこっちに居たり、バランスだって臨機応変。リイシューとあれば細部にまで学びの場が増えるというものだ。新たなトリートと原典との聴き比べも楽しみ。斬新な古典、反逆の王道、いま聴き込まずにどうする?
井上鑑
我々BAZRAが20周年を迎える今年、50周年を迎えるサージェントペバーズロンリーハーツクラブバンドは、20年前にはじまったバンドって設定なのだ。そんなの自分を重ねてしまうし、好きでしょ、絶対。
井上鉄平(BAZRA)
サージェント・ペパーズを初めて聞いたのは高校生の時でした。
当時、初期の作品やパストマスターズはよく聞いていたのですが、
それでもこのアルバムにはかなりの衝撃を受けました。
アルバム全編を通して、サウンドもソングライティングも
自分のそれまで知っていた何とも違うものに溢れていて、
一曲ごとに新たな発見に興奮しました。
なかでも一番衝撃を受けたのは「シーズ・リービング・ホーム」です。
サビでのジョンとポールのハーモニーのあまりの美しさに、
時間が止まっているような感覚に陥り、ステレオの前で硬直したことを覚えています。
目の前にあることが意識できなくなって、自分が自分であることすら忘れて心が自由になるような瞬間がこの曲にはあると思います。
そういった体験を追い求めてずっといろんな音楽を探しては聴いているのですが、
思えばそれはここから始まったのかなと思います。
ビートルズに人生を狂わされたという人は世界中にたくさんいると思いますが、
間違いなく僕もその一人です。
上野恒星(Yogee New Waves)
例えば、ダ・ヴィンチの「モナリザ」や、ベートーヴェンの「第九」がどうやって作られていったかを伺い知ることは永遠にできません。だけど、ビートルズの「サージェント・ペパーズ」においては、それが可能になったのです。とんでもなく幸せなことだと思います。
オカモトコウキ(OKAMOTO’S)
サイケデリックな世界をこんなにもポップに、そしてキャッチーに描きあげたアルバムは他にないだろう。ディズニー映画「ファンタジア」やルイス・キャロル「不思議の国のアリス」のように、「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」は万人に愛される奇天烈なアート作品だ。
片寄明人(GREAT3, Chocolat & Akito)
サージェントペパーズを初めて聴いたのは中学2年生の夏だった。観衆のざわめきで始ったと思えば、エレクトリック・ハープシコードの不思議な音色にインド音楽。動物の声も沢山聞こえて理解不能なレコードだった。でもそれを理解したくて何度も聴いた。病みつきって言葉がピッタリだ。そして、その理解不能な魅力はリリースから50年経っても全く色褪せない。レコードの帯にも書いてあったけど、これぞロックの金字塔だ。きっと100年経っても色褪せないだろう。
加藤ひさし(The Collectors)
トラックのテープレコーダーひとつでこのカラフルなアルバムを作りあげてしまった彼らは、きっと魔法使いに違いない。50年前、ビ—トルズがテ—プに吹きこんだ魔法に新たな形で再び出会えることをひとりのリスナ—として、とても嬉しく思います。
カミヤマリョウタツ(PELICAN FANCLUB)
彼らの音楽的実験の現場をリアルに体感できるとても素敵な音源だと思います。オーケストラなどの音が重なる前の単体のドラムやギターの音がとてもいい音で、それだけでも気持ちがいいし、ミュージシャンとして色々発見がありました!
亀本寛貴(GLIM SPANKY)
物心がついた時から、ビートルズは当たり前に私の近くに存在していました。
驚くほど活動期間が短いのに、多数の名曲を送り出しているのは凄いです。
サージェントペパーズのような名盤が高音質で蘇るのは、本当に楽しみです。
木村佳乃(女優)
CD世代の僕がロックンロールにレコードを通して初めて触れた1枚。父親が捨てられなかった数少ないレコードだったらしい。きっと僕らみたいな若い世代が今聴いても何か感じるものがあると思う。そして親とビートルズの話をするのもいいんじゃない?
やはりビートルズは素晴らしいです。
キョウスケ(爆弾ジョニー)
誰の頭に鳴っている音なのか、誰の心に響いている詩なのか。
彼らの紡ぎ出す音世界は彼ら個人を超越して遍く世界の心象風景と繋がっている。
世界のどんな場所にも、誰の心にもある音楽の森と繋がっている。
だから、時空を超えて何度でも鮮やかに蘇る。
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドは今日もここで音を奏でている。
KUMI(LOVE PSYCHEDELICO)
ポップスというジャンルを作り上げた男達の名盤といわれる一枚、Sgt.Pepper's。
時代は進化してるはずなのに、これを聴くと彼らが奏でるポップスは今よりもずっと自由だ。
KENNY(SPiCYSOL)
ビートルズをかけると ニコニコします
だれでもです たぶん だれでも です
そんな気がします
甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ)
1967年の春、ちょうど中学に入学してマイギターを手にした頃です。兄貴の部屋から聞こえてきたのが『サージェント』でしたが、中坊の僕にはサッパリ??(理解不能)。何だこれ?ビートルズじゃない!!って。いくら頑張って聞いても、それまでのキラキラしたビートルズサウンドではなかった(前作『リボルバー』で嫌な予感はしていましたが(笑))。大学生になりやっとその素晴らしさがわかってからはとことんハマりました。今回は何とリミックスとな!!さらに彼らの素晴らしさを再発見することでしょう。どこまでも続く僕のビートルズブーム♪
坂崎幸之助(THE ALFEE)
前のめりが、奇を衒わずして前衛的って言われる感じって素敵です。
様々な形で音楽を楽しくしてくれるビートルズが、今でもこんな風に人をワクワクさせるって、凄エな。"音"以上の価値が、ビートルズの音楽にはあるんだネ。
渋谷龍太(SUPER BEAVER)
ちょうど50年前、世界中の若いミュージシャンがそろって始めた『サージェントペパー』研究の旅は世代を超えてなお続き、それでも解明しきれぬまま今日に至ります。その一級資料をすべて揃えた極彩色のこのBOXは、愛と平和の20世紀大衆文化の結晶です。ロックンロール万歳!
志磨遼平(ドレスコーズ)
ビートルズの音楽はきっと、現代に生きるどんな人よりも長生きする。もしかすると50年でさえはじまったばかりなのかもしれない。
菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)
「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」、このアルバムは10代半ばに最も聴いたアルバム。そして、最も影響を受けたアルバム!
そもそも僕らの年代でThe Beatlesに影響を受けなかった人は少ないだろうな。ましてや、音楽をやっている人間にとっては。
その彼らの最高傑作といわれるこのアルバム。メロディは勿論、アレンジ、歌詞等の全てにおいて実験的要素があり、ただ偶然に出来たのではない筈。偶然は必然。起こるべくして起きた奇跡の産物だと思う。
よく他のバンドにも最高傑作への賛辞の言葉として、「これは彼らにとっての『サージェント・ペパーズ~』だ」というような表現が使われる事があるが、それは比喩として間違っていると思う。このアルバムは全てにおいて唯一無ニの存在だから。
高橋幸宏 (音楽家)
M-1,2,3の流れは誰もが頷き、Within You~のイントロを聞いた瞬間に笑い、からのWhen I'm~でまた頷く。個人的にはここがsgt.の最大の山場「下準備終了のお知らせ」アルバム。アウトプット兼インプット、物凄いアルバム。
髙橋真作(asobius)
『Pepper's』がリリースされて50年!最初に聞いた衝撃が未だ忘れられない。特に1曲目の「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」のイントロのギターリフにワクワクし、それに続くポールの激しいヴォーカルにドキドキした。さらに、その後に来るハーモニーは完全にG.Sマニア中坊のハートを鷲掴みにした!今でもこの曲こそがメロディック・メタルの元祖だと僕は信じている!
高見沢俊彦(THE ALFEE)
18歳のロック少年にとっては衝撃というよりミラクル・ワールドに連れていかれるようなアルバムだった。総天然色のアートでポップなアルバム。それが50年経っても全く色褪せていないことに驚きを禁じえない。ピカソやダリなどの作品と並ぶ20世紀を代表するアート作品である。ここには永遠がある。
立川直樹(プロデューサー/ディレクター)
革新的なサウンド、ジャケットでビートルズの中でも最高傑作の1つであるサージェント・ペパーズが新たにステレオ・リミックスされてリリースされるという事で世界中が湧いている!リリースから50年経った今でもこんなにワクワクさせてくれるなんて、やっぱりビートルズはすごい!
TAXMAN(THE BAWDIES)
二度とThe Beatlesのライブを体験出来ない私たちにとって、5.1サウンドオーディオでミックスされた音源は、The Beatlesを追体験するための絶好のアイテム。最新の技術で名盤を堪能出来る私は幸せ者です。
chay (シンガーソングライター)
そうだ!人生の引き算をしてみよう!そうか!僕は9歳だったのか!
だよな!リアルタイムでは聴いてはいないぞ!なのに!鮮明に覚えているのはなぜなんだ!
それは!16歳の頃の記憶だ!きっと!穴が空くほど見つめて聴き続けたからだ!
もっと!ビートルズを知りたくなった恋の発熱にも似た症状の16歳の自分だ!
そして!「ホエン・アイム・シックスティー・フォー」を最新の音源で聴いてしまった!
やはり!男の独り言が増えてしまう59歳なのである!
Chage(ミュージシャン)
とにかく大好きな「Fixing A Hole」が収録されているということで、この盤は特別に認識しております。
複雑なコード進行やメロディの運びを、気ままに漂う心のように扱われておられます。
自分にとって、教材のようで友達のようなアルバムですが、50年前とかほんとまじ意味不明ウケる。
ありがとう、The Beatles。
津野米咲(赤い公園)
半世紀を経て、今なお僕たちはこのレコードの溝の真上にポップカルチャーの上書きを続けているだけなのかもしれない。
21世紀を迎える瞬間だって、このアルバムだけは絶対に持ってゆこうと、あの時みんなが思ってた。
僕らにとってはこれがビートルズの定理。
NAOKI(LOVE PSYCHEDELICO)
ブラックミュ—ジック好きな私ですが、母が大好きだったビ—トルズ。
母が唯一持っていなかったのがサ—ジェントぺパ—ズ。
なので自分で買った最初のビ—トルズ。
特にShe's〜からWithin〜の流れとA day〜が大好き。
記念盤聞くのが楽しみです。
中沢ノブヨシ(シンガーソングライター)
1967年17才の俺の夏は『サ—ジェント・ペッパ—ズ・ロンリ—・ハ—ツ・クラブ・バンド』のカラフルな風と共にやって来て、そしてあっという間に去って行った。
しかし、そんな青春という一瞬は、ザ・ビ—トルズという永遠との出会いでもあった。
2017年、今、『サージェント・ペパーズ……….』の物語に新たに再会する………。
仲井戸“CHABO”麗市(BAND MAN)
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド 50周年記念エディション発売おめでとうございます。
僕は初めて国外の音楽に触れたのが父親のレコードの中から手に取ったThe Beatlesでした。
国境や世代を超えて愛され続けるThe Beatlesに最大のリスペクトを。今回の記念エディションで僕も音楽の偉大さと改めて向き合ってみたいと思います。
Nalbarich(ナルバリッチ ミュージシャン)
10代の頃、お小遣いを貯めてやっと手にしたサージェント・ペッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドのLP。当時の私にとって、このアルバムを聴くことは旅をするようなものでした。誰も見たことのない、とても遠くてとても素敵な何処かに、たった独りで旅をするような。
そして今回の50周年記念のリミックス盤は、時空すら超えてしまうタイムマシーンに進化して、いつでもまたあの素敵な世界を自由に旅することができる!なんて幸せなことなんでしょう!
野宮真貴(ミュージシャン)
楽曲の良さだけじゃなく、天才だなという畏怖と人間らしい俗物性が同居するメンバーの個性、結成から解散に至るまでの波瀾万丈のストーリー(そして少し散りばめられるキナ臭い闇)など、ロックバンドに求める魅力がビートルズには全て備わっている。教科書や法律などは時代に合わせて変わっていくべきものだが、ビートルズの音楽はロックのスタンダードが押さえられているのに加えてどれだけ年月が経っても古びずにまだまだ新しい発見がある、永遠のロックの教科書だと思う。大人になってもそのページをめくる手は止まらない。
橋本 薫(Helsinki Lambda Club)
A Day In The Lifeを初めて聴いた時、朝靄の中の外人墓地に一人立っている絵が頭の中で鮮明にイメージ出来て、なんとも不思議な曲だなと思った。後にジャケットをよくよく見たら、ビートルズが過去の偉人達、そして過去の自分達と一緒に記念撮影をしている写真だと気付いてゾッとしたのを覚えてる。過去の自分達との別れの葬儀写真なのだと。
静かな弾き語りから始まって、最後は四十人ものオーケストラの最早音が割れてもなお迫り上がる大爆演。その直後、犬笛と得体の知れない人の呪文の様なもののループでこの作品は終わるのだが、俺の友達にこれを聴かせた所、頭が処理しきれなかったのか、そいつはヘッドホンをしたままその場でゲロを吐いた。
そんなわけで「ビックリ箱」みたいなアルバムだよ〜♡♡♡
原 昌和(the band apart)
『Sgt. Pepper's』のまえに『Sgt. Pepper's』なし
『Sgt. Pepper's』の後に『Sgt. Pepper's』なし。
この一枚が、既存の音楽、芸術、文化などに大きな変革をもたらしたまさに歴史的名盤。
50年後 こんな形で聞けるなんて誰が想像しただろう。
生きててよかった!
ばんば ひろふみ(フォーク・シンガー)
ビートルズをアルバム単位で最初に聴いたのがサージェント・ペパーズ...でした。
架空のブラスバンドのショーなんて、音だけでその場面と熱気を想起させる、洒落たセンスに心踊らされました。
今でも一番好きなアルバムかもしれません。
ホリエアツシ(ストレイテナー)
極彩色のように様々な色がちりばめられた楽曲群はいつ聴いてもドキドキします。
サージェントペパーズは、聴けば時間なんて関係無い非日常的な世界に連れてってくれる。
なのに急に「僕が64歳になっても変わらず愛してくれるかい?」なんて歌うんだからカッコよすぎるでしょ。 一生聴きます!
牧達弥(go!go!vanillas)
「ふゆ〜に〜なればね〜。」僕にとっては灯油の匂いの「サ—ジェント・ペパ—ズ」、冬の部屋に鳴り響いたあの音達が、はたして今回はどう鳴るのか?たのむぜ、ジャイルズ!ロックンロ—ル!
真島昌利(ロックンローラー)
このアルバムを手に取ったのは、まだビ—トルズが何なのかよくわからなかった中学生の頃。
べスト・ヒットUSAを毎週欠かさず見ては、いっぱしの洋楽通になったような気になっていた僕が、このアルバムを聞いてとんでもなくぶっ飛んだ!それ以来、ヒット曲よりアーティストが作る尖ったコンセプトアルバムが気になるようになってしまったという思い出の一枚です。
増田セバスチャン(アートディレクター)
物凄く生々しく、まるで共にレコーディングブースに居る感覚!話す声はもちろん、なにか齧る音まで!(林檎かな?)ストリングス無し、バンドサウンドだけだとこういう構成になっているんだ、こういう風にレコーディングしていったんだ、ということがリアルに伝わります。マジックショーの種明かしみたいで、わくわくできる最高の音源!
松尾レミ(GLIM SPANKY)
我が青春のThe Beatles。The Beatlesのサウンドに出会ったのが中学時代でした…。そしてサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドが発売されたのが今から50年前、僕が18歳の時…あの衝撃は今も忘れられません…。The Beatlesはこれからも、永遠に、僕の音楽の道標です。
松崎しげる(歌手)
これは、僕にとってビートルズの新譜。
この歳になっても音楽好きで良かったなぁ。
このBOXセットだけを聴けばもう2017年を終えても良い!とさえ思っているのは僕だけじゃないはず!
新たな発見よりも、僕にとっては新たな感動をくれるビートルズに感謝!!
松本素生(GOING UNDER GROUND vocal,guitar)
50年前14歳の僕はビートルズ最新アルバムSGTペパーズに失望した。それまで聴いて来た、見て来たビートルズとは遠くかけ離れていたからだ。その予兆はストロベリー・フィールズで感じていた。ビートルズは終わりだと思った。だがそれは間違いだった。始まりだったのだ。聴き続ける僕にそれはじわじわとやって来た。やがてそのSGTペパーズの魔法にすっかり僕は虜になった。1967年夏、ビートルズ=ROCKは「永遠」になったのだ。
森川欣信(オフィスオーガスタ最高顧問)
誰よりも早く実験に取り掛かり、誰よりも素晴らしい成果を出す。
誰も想像できなかった美しさを、誰にでも分かるように見せてくれる。
ビートルズの音楽の強度と最新の音響技術のおかげで、伝説のバンドの、リアルタイムのファンになれる幸せを噛み締めています。
森山公稀(odol)
コンセプトロックアルバムの金字塔。ビートルズのアルバムの中でも、このアルバムでしか感じることのできない雰囲気があって、コンセプトアルバム好きの自分は、それを感じたくて、もしかしてビートルズで一番聴いてきたアルバムかもしれません。
『A DAY IN THE LIFE』のテイク違いが聴けることも嬉しいし、なんと言ってこのジャケットが、ね。
あ、ちなみにこのジョンのコスプレ衣装持ってます 笑
山内総一郎(フジファブリック)
中学生の頃ロックバンドに憧れ、やはりまず聴き始めたのはThe Beatles。
当時発売されたベスト盤から入り、深く掘り下げていく中でSgt. Pepper'sに出会い、
ポップなイメージとは裏腹に変拍子、様々な楽器により巧みに繋がれるオケ、
これがBeatlesなのか!と衝撃を受けたのを今でもはっきりと覚えている。
今回このコメントの為にCDを掘り起こし改めて聴いても、
やはりまた痺れる、そして未だに新しい発見がある。
それがSgt. Pepper's
Yamato Kasai (Mili)
初めてこのアルバムを聴いたときの胸騒ぎ、
それは子供の頃に連れて行ってもらったサーカスの
目まぐるしさ、躍動感と喜怒哀楽に満ちた世界
生きるってこういうことなんだなあ
人間って凄いなあ
と思った感じ!
鮮明な音でありありと蘇って
再び魔法にかけられました!
湯川潮音(音楽家)
67年、私が中2で初めてバンドを組んだ年にこのアルバムは発表された。
当時はGS全盛期。今思えばロックンロールの大きな転換が、サージェント・ペパーズにより起こったのだった。
湯川ト―ベン(バンドマン)
中学生だった私の“コンセプトアルバム”の人生初体験。
その頃は不思議なエキゾチシズムと背伸びした大人っぽさを感じ、漠然とその雰囲気を楽しみました。
年齢を重ねながら聴くたびに面白さの意味や奥深さを更に噛み締めていますが、
今回の最新版でその細部にまたどんな発見ができるのか楽しみでなりません!
弓木英梨乃(KIRINJI)
制作当時、私と同い年の24歳のポールがインタビューで語った「ただただ楽しいと思える音楽を作る、ということに立ち返りたかった」という気持ち。ミュージシャンになった今、胸に沁みる一節です。
色鮮やかで無垢で破天荒なこのアルバムを、大人としてあらためて聴きながら、純粋な遊び心を思いだそう。
Rei(シンガーソングライター・ギタリスト)
私にとって、童謡や子守唄の如く馴染んだ歌と画像がぎっしり詰まってて、もちろん最高。
久しぶりに聞き直すのが楽しみ。
LEO今井(ミュージシャン)
三味線でビ―トルズの音楽を何度も演奏してきましたが、毎回新な発見がありました。
そして世界中の人達に影響を与える音楽を作ってきたことは、音楽をやる人間としてどれだけ凄いことなのか、凄すぎて凄すぎて、、、
最新技術により更に密度の濃いビ―トルズ・サウンドが体感出来ます。
上妻宏光(三味線プレイヤー)