QUEEN+Adam Lambert オーストラリア公演(2014.9.05UP)
QUEENファンにはお馴染みのROYさんが再び熱いレポートを送ってくれました!今回はオーストラリア公演のレポートです。盛り沢山の写真とともにお届けします!
2014.8.26-30 現地レポート by ROY
8月16,17とサマソニでQUEEN+Adam Lambertが盛り上がった来日。その後、彼らはオーストラリアとニュージーランドツアーに!
私は今回オーストラリア8月26日27日シドニー公演、29日30日メルボルン公演全4公演を見に行ってきました。その中でももっとも思い出に残った27日シドニー公演と29日メルボルン公演についてお話しします。
シドニー公演
この日のチケットは最前列のど真ん中!
オーストラリア公演の私のチケットはVIPなので毎日のように公演前にVIPパーティーがあります。ここではシャンパン、ワイン、ビール、ソフトドリンク、ハンバーガー、チキンライス、焼き鳥、コロッケ、デザートに至るまですべて無料で楽しめるファンのためのパーティーです。会場ではクイーンの曲やアダムの曲が流れ、ビデオではクイーンの映像が流れてます。途中カラオケ大会などあったり、この場所でたくさんのクイーンファンの交流があります。
パーティーが終わりいざ会場へ!最前列のど真ん中の席でテンションがあがります。ヨーロッパと違い、席が決まってるシステムで最前列のど真ん中はラッキーとしかいいようがないです。もちろんVIPチケットだから前方エリアなんですが。
この日はGAGAがオーストラリアTourのためシドニーに来てるみたいで噂でステージに上がるのでは?と朝から言われてました。ブライアンもツイッターでサプライズなゲストが来るよって言ってたんで、もう確実だなって思って、私は先日のGA GAの来日コンサート行くくらい大好きだし、この夢の共演を期待してました。
今日は最前列だったので日の丸国旗を最前列の柵にかけて始まるまで待機。
いつものように会場の電気が落ち「Procession」が流れ出すとテンションが上がってきます。「Now I'm here」イントロが始まり幕があがると目の前に広がる素晴らしい光景!アダムはいつもの丸いサングラスにハードゲイな革ジャン!今日はDVDのための撮影隊も入っていてクレーンカメラもぐるぐるまわってます。アダムもテンション高めで飛ばします。「Stone cold crazy」ではいつものノリで客も最高に乗ってます。最後はお決まりのバコン!
ロジャーのワンツースリーフォーで「Another one bites the dust」のイントロが始まると奥からダンサーらしき人の影が、昨日はいなかったよな〜ってGA GAじゃん!!!!!ビッグなアフロウィッグに王冠の模様が入ったタイツ姿で踊りながら登場!こんなにも早くに登場で意表つかれ客のテンションも一気に上がります!くねくねを身体をよじらせ歌うGAGAとアダムはキャットウォークの最先端ステージへ二人で絡みながら素晴らしいパフォーマンスを繰り広げます。GAGAはクイーンとは縁深く名前の由来も「Radio ga ga」から取ったことは有名ですが、GA GAの曲「You and I」でブライアンと共演してるんです。アダムもファーストアルバムの「Fever」と言う曲はGA GAの楽曲提供だしこの3アーティストの共演ていうのは私が望む夢のステージでした。
「Fat bottomed girls」ではいつものごとくブライアンはカメラ付きのギターでアダムと絡みながらキャットウォークの先端まで行ったり客を楽しませてくれます。曲の最後の方でアダムは"get on your bikes and ride!!"とシャウトしバイクにまたがる格好をしてステージから去っていきます。その後はブライアンがステージを駆け回り、ギターヘッドについたカメラをロジャー、ルーファス、ニール、スパイクにむけてバックのスクリーンに映し出して遊びます。ロジャーの三拍子のリズムから「Lap of the gods」がはじまりスモークだらけになって"オ〜オ〜オ〜ラララ"とみんなで大合唱の後「Seven seas〜Killer Queen」ではお決まりのカウチがステージ最先端のところに設置され、寝ながらアダムは歌いだす。ギターソロでブライアンもアダムのところへいき絡みます。
この日も「These are the days of our lives」は演奏せずに(30日メルボルンのみ演奏しました)そのかわり「Kind of magic」をロジャーは歌います。
今日、ロジャーはこの時初めて私に気づき歌いながら指を指して微笑んでました。ニールのベースソロの時ロジャーはギターアンプの陰に隠れて待機します。その姿がなんとなくかわいい。ベースソロが終わりに近づくと最先端のステージに歩み寄りエレクトリックウッドベースにスティックを当てて絡んでいきその後に先端のステージにセットされたドラムに座りロジャーとルーファスのドラムバトルが始まります。
そのセットに座ったまま「Under pressure」「Dragon attack」と三人が先端のステージで演奏します。その時は前列の自分たちのエリアの人達は後ろをむくか、前のスクリーンで楽しむかというみんないろんな方向を向いて楽しんでました。
オーストラリアのセットから「I want to break free」が2012年以来セットに組み込まれてとてもうれしいです。「I want to break free」でアダムは二番の歌詞の"I've fall in love for sydney"や"oh i want to break sydney"と歌詞を変え客を楽しませます。
「Radio ga ga」のラストの部分も既に客席にいるGAGAの方を指して"lady gaga with you〜"と歌詞を変えてました。
そして翌日ブライアンにGAGAとの写真をツイートしたらリツイートしてくれました。
*写真をクリックで拡大します。
メルボルン公演
今日のチケットはULTIMATE VIP PACKAGEなのでパーティだけでなくバックステージツアー付でした。
時間になると係の人が来てバックステージを案内してくれます。
ステージ作る裏方の苦労やハードなスケジュールについて説明したり、ビデオブースでは映像監督のスティーブのお話も聞けました。ビデオブースでの仕事の説明が終わると、スティーブは私にあったことあると言い出し「そう関空!そしてシドニー!」スティーブは僕と写真を撮りたいと言ってお互いのカメラで写真を一緒に撮りました。その後はドレッシングルームなどを案内されます。マネージャーのジムビーチが仕事をしていたり、アダム、ブライアン、ロジャーの楽屋やバンドのドレッシングルームやラウンジ、マッサージなどの案内が通路に丁寧に表示されていてバンドやメンバーが常にリラックスできるような状態が保たれていました。
そして一通りぐるっと回ったら、またステージの裏に。ここではステージ進行サポートスタッフのブライアンからいろいろ説明を受ける。彼と話をしてお礼を言ったら27日シドニーのセットリストをくれました。シドニーでは「Show must go on」をやるか?やらないか?みないな表現のセット表示でした。
その後、今日のチケット「ON STAGE」の説明をうけステージ左側に設けられた10席の中に入ります。この日のために会場に来る前、花屋で赤い薔薇一輪を買ってきました。そう、アダムにあげるために。
ステージ上から見る光景はまるでメンバーになった気分の光景です。コンサート始まる前に客席に向かって手を振ったりしてるとみんなの笑顔がみれます。それはまさにフレディーの気持ちになった気分。とても気持ちがよかったです。
そして、電気が落ち「Procession」が流れテンションが上がってきます。
「Now I'm hereの」イントロが流れ幕があがると会場のテンションもあがる!それを見ると自分のテンションも上がる。
スパイクには握手してもらうし、ニールにもまた会ったねって指差されるし、ロジャーにも「Stone cold crazy」が終わった時点で「おぉ!」みたいに指をさされ、アダムにも「わぉ!」って指をさされました。ほんとみんな私のことを覚えてくれてとてもうれしかったです。
このステージ上の席は側面からなので写真はうまく撮れないけど、普段見れない部分がみれたり、例えばスパイクのキーボードの下には「i Pad」があり、楽譜が映し出されたり、キーボード横にボックスがあり、ここにはアダムのステージドリンクやサングラスなどが収納できるようになっているんです。
ステージ上からコンサートを見ていると段々客の気分ではなく、ステージがどのように進められているか、ちゃんとスムーズにこなせているか?などステージ監督みたいな感じの味方をしてしまいます。
ブライアンのギターソロではブライアンがスパイクに合図をしてキーボードを鳴らすシーンなど、客席では解らない部分もわかって楽しかったです。
いよいよ「I want to break free」での今日のミッション。そう、「アダムに赤い薔薇を渡すこと」を遂行しようとイントロが始まった時点で手に薔薇を持って待ち構えてました。
歌いながらこっちに向かった時に薔薇を差し出すとアダムは「え〜僕に?」みたいな感じで近寄って薔薇を受け取ってくれました。そしてそれだけでなくGOOD!みたいな感じでお互い指をさしてしてるとアダムは赤いグローブを付けた手で私の手をしっかり握ってくれ高々と上にあげ微笑んでくれました。
この瞬間今日のこのチケットの価値がかなり上がりました。
「Crazy little thing called love」ではスパイクとおどけるアダム、ブライアン。そして三人が鍵盤を叩いてるシーンが間近でみれてよかったです。
「Bohemian Rhapsody」のオペラパートではロジャーはひっこまなく、ドラムにすわったまま頭をさげて待機してる姿が見れ微笑ましかったです。
アンコールの「We will rock you」「We are the champions」ではメンバーの一人のような気分で思いっきり歌いながら感動を分かち合います。感無量でした。
QUEEN+Adam lambert 2014年ツアーはこの後のニュージーランド公演で一旦終わりますが、来年にはまた再開してもらいたいです。本国UKツアーやヨーロッパをやっていないですからね。そしてタイミングがあえば是非また日本にも来てもらいたいです。その時はおおいに盛り上げていきたいです。
セットリスト
<8月26日、27日シドニー 29日メルボルン公演セットリスト>
NOW I'M HERE
STONE COLD CRAZY
ANOTHER ONE BITES THE DUST(with GA GA 27only)
FAT BOTTOMED GIRLS
LAP OF THE GODS
SEVEN SEAS OF RHYE
KILLER QUEEN
SOMEBODY TO LOVE
I WANT IT ALL
LOVE OF MY LIFE
'39
KIND OF MAGIC
BASS SOLO
DRUM BATTLE
UNDER PRESSURE
DRAGON ATTACK
WHO WANTS TO LIVE FOREVER
GUITER SOLO
TIE YOUR MOTHER DOWN
VOCAL SOLO
BREAK FREE
RADIO GA GA
CRAZY LITTLE THING COLD LOVE
BOHEMIAN RHAPSODY
WE WILL ROCK YOU
WE ARE THE CHAMPIONS
<8月30日メルボルン公演セットリスト>
NOW I'M HERE
STONE COLD CRAZY
ANOTHER ONE BITES THE DUST(with GA GA 27only)
FAT BOTTOMED GIRLS
LAP OF THE GODS
SEVEN SEAS OF RHYE
KILLER QUEEN
SOMEBODY TO LOVE
I WANT IT ALL
LOVE OF MY LIFE
'39
THESE ARE THE DAYS OF OUR LIVES
BASS SOLO
DRUM BATTLE
UNDER PRESSURE
DRAGON ATTACK
WHO WANTS TO LIVE FOREVER
GUITER SOLO
TIE YOUR MOTHER DOWN
VOCAL SOLO
SHOW MUST GO ON
RADIO GA GA
CRAZY LITTLE THING COLD LOVE
BOHEMIAN RHAPSODY
WE WILL ROCK YOU
WE ARE THE CHAMPIONS