LUNA SEA
オリジナル 9th アルバム
『LUV』インタビュー

J

そんな関係ってなかなかないでしょ?

――Jさんが今、“愛とはこういうもの”と定義なさるとしたら、どう表現されますか?

J難しいですよね。でも、もしそこが満たされていたとしたら、世界中の悲しいできごとはなくなっていくのかな?とは感じたりもする。だから、人間というのは、生き物としてそれを求めている部分があるのかな? そこが満たされていれば、争いや事件は起きないのかもしれないし。

――LUNA SEAの皆さんに対してファンの方々から注がれる愛、というのも大きく存在しています。その愛に対するJさんの想いは今、いかがですか?

J本当にうれしいし、ありがたいし、「頼もしいな」という想いもありますね。ずっと俺たちと一緒に、同じ時間を刻み続けていってくれてるわけだし、そういった中で、いろんなもの・いろんなことを共有できる、同じ時間を過ごしているわけだから。そんな関係ってなかなかないでしょ? 今回のアルバムも、皆に対して何をもたらしていけるか? 皆がこのアルバムを聴いてどんなことを感じてくれるか?が、やっぱり楽しみだしね。

――『LUV』は、史上最高に明るい作品になっていますよね?

Jん? 明るいですか? だけど、今のLUNA SEAのバンドの持つエネルギーがそうさせてるのかな?とは、すごく思うんですよ。純粋に何かを照らす力になれる、というかね。このアルバムが、聴いてくれる皆の何かしらのエネルギーに変わってくれたとしたら、本当にうれしいね。

(取材・文/大前多恵)

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