オペラとは?
今年はオペラ誕生420年
日本でいうと、豊臣秀吉が2度目の朝鮮出兵を行った安土・桃山時代末期です。
オペラが誕生したのはどこかご存じですか?恋と情熱の国、イタリアで生まれました。「音楽と文学が融合したギリシャ劇を復活させる試み」から、今日に続くオペラが誕生したといわれています。オペラとは演劇と音楽によって構成される総合舞台芸術なのです。
豪華絢爛なオペラの世界へようこそ!
「オペラを観にいこう!」今年こそオペラ・デビュー
華やかなオペラを観に行く、ということ自体が心躍るイベントでしょう。おめかしして、非日常のゴージャスな舞台の観劇ーワクワクしますね。でもどうやって楽しめばよいのか、オペラってそもそも何が楽しいのか、素朴な疑問をいくつか取り上げます。
オペラってどんなことをやってるの?
劇です。ただし、セリフもすべて歌(音楽)でつながっています。そこがミュージカルとは異なります。オペラは日本語で“歌劇”と訳されていますね。“歌”で“劇”なのです。すべての進行は音楽と共にあります。そのためオペラ歌手は歌うことも大事ですが、演技力も求められます。昔はぽっちゃりした歌手が多かったですが、最近ではスラリとした美しい容姿のオペラ歌手も登場し、オペラ・ファンを虜にしています。
何が楽しいの?
やはり、歌手でしょう。好きな俳優が出ていたらお芝居に出かけたり、映画を見に行ったりするのと似ています。美しい歌姫・ディーヴァやイケメンのテノールにときめきながら、多くのオペラ・ファンは劇場へ通います。歌手を追いかけて世界各地の劇場に行っちゃう人も。
歌手の魅力は声
歌手の魅力は容姿だけではありません。人間の声とは思えないほど、遠くまで響く美声にウットリ。歌手もそれをわかっていて高い音を長?く伸ばして歌ったり、サービス精神盛りだくさん!「今日はあの人、調子良さそうだぞ!」など、ストーリーの進行とは別なワクワク・ポイントも楽しめます。
例えばフィギュアスケートの選手が、とても高くジャンプしたり早く回転(スピン)したら「すごい!」って思いますね。オペラ歌手も同じです。すごく高い声で歌ったり、とーっても早口で尚かつメロディをつけて歌えるなんで「人間業?!」とびっくりします。そんな素朴な感動から入門しちゃって良いのです。「何でこんなに朗々と響くの?とってもキレイな声・・・」とうっとりしだしたら、もうあなたも立派なオペラ・ファン。
オペラ上級者になると、楽しいと思うポイントは演出家によって変わる演出など、ほかにもたくさん出てきますが、このサイトでは、オペラ初心者向けと思われるポイントを絞ってご紹介します。