リレー・コメント そおる透 (そおるとおる)

そおる透 (そおるとおる) Trumpet

~ Profile ~

神奈川県出身。5歳で音楽隊に入隊し、12歳でプロデビュー。15歳からスタジオワークを始め、以降多くのトップミュージシャンや個性豊かなシンガーらと数々のスタジオワーク&セッションを重ね、参加曲は数千曲を超える。ジャンルにおいてもジャズ・フュージョン・ポップ・ロックなど多岐に渡るが、どのジャンルにおいても、ドラマーとして常に個性を発揮し続けている。ここ数年海外での活動もめざましいものがある。国内でも、500万枚以上のアルバムセールスを記録しオリコンで度々1位にランキングされるスーパーロックバンド「B'z」や「GLAY」から、現在のJ-POPオリコン上位群の大塚愛などの作品に参加している。

ホームページ http://soultoul.com/

参加作品

第39集 ニュー・サウンズ・イン・ブラス 2011 第37集 ニュー・サウンズ・イン・ブラス 2009 第32集 ニュー・サウンズ・イン・ブラス 2004 第31集 ニュー・サウンズ・イン・ブラス 2003 第24集 ニュー・サウンズ・イン・ブラス '96 and more...

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「ニュー・サウンズ・イン・ブラス」の思い出

ドラマーそうる透としての『ニュー・サウンズ・イン・ブラス(NSB)』との出会いは、1996年「ディープ・パープル・メドレー」や「ジャパニーズ・グラフィティ(青島幸男作品集)」その他が収録されている作品からです。僕は子供の頃からビックバンドや吹奏楽に興味があったので、NSBとの出会いはまたとないチャンスでした。今まで参加させて頂いた作品の中で印象に残ってるものと言えば、アメ・グラは全作品、中でもと言われたら「アメ・グラ8」でしょうか。「フランク・シナトラ・メドレー」なのですが、聴いて楽しい&演奏して楽しいですね。もちろん「クインシー・メドレー」も好きですよ。
きりがないので次のお話にしましょう。(しかし何年の何々と言っても僕も覚えていない事が沢山あります。記憶を結びつけてますので間違ってたらごめんなさい。)

1997年に25周年記念盤がありまして、ミュージシャンも日本だけでなく海外からも参加してる作品なのですが、この作品で僕の”僕らしさ”を先生方に引き出して頂きました。「アフリカン・シンフォニー」「追憶のテーマ」「コパカバーナ」「宝島」「オーメンズ・オブ・ラブ」「ディズニー・メドレー」・・・。この頃からすごくNSBにおいての僕のドラムサウンドをどう作っていくか考え始めたんですね。一曲一曲音色にこだわった記憶があります。結構それまで余裕がなかったのかもしれません。一度前述の曲順で聴いてみて下さい。一曲一曲のドラムサウンドを楽しめますよ。曲のキャラクターも全部違うし、曲に対しての立ち向かい方も違うので面白いです。
2001年の「ルパン三世のテーマ」、ビート系ではユーロビートスタイルの「ディズニー・メドレー」などなど。
2002年「君の瞳に恋してる」とか、あと僕はウルトラシリーズが大好きなので「ジャパニーズ・グラフィティ~ウルトラ大行進!」・・・すごく盛り上がってレコーディングしたのを覚えています。
2003年は「日本民謡メドレー」とか「スマイル」「スーザ・マーチ・カーニバル」、どれも楽しかったな。あと僕は手塚先生の大ファンなんで「鉄腕アトム」を演奏させてもらってとても盛り上がました。あれ!さっきの「ウルトラ大行進」も「鉄腕アトム」も編曲星出さんだ!僕と星出さんとは、そういう盛り上がり楽曲つながりだったんですね。
2004年は、前述のアメ・グラ「クインシー・マジック」、そしてジャパ・グラが山口百恵さんの楽曲でしたね。僕は宇崎竜童さんのバンドで長くお世話になっていて本人のバージョンもレコーディング参加しているので、面白かったです。あとはこの年は「ガンダム」でしたね。
どんどん新型になっていくNSB、2007年「ロッキーのテーマ」その他アメ・グラも色々なポップスを今まで以上に取り入れて。
2008年のアメ・グラは「ガーシュウィン・メドレー」。この年渋い所では「イーグルス・メドレー」。おさえてますね。
2009年位から本格的に新型NSBになっていきますよね。ジャパ・グラで「ARASHIメドレー」。
2010年にはアメ・グラが「マイケル・メドレー」、それから「スリードックナイト/喜びの世界」。
その他2011年は、「K-POPメドレー」「J -POPメドレー」、共にGirls編。アメ・グラは「ルイ・アームストロング・メドレー」でした。
どの楽曲も演奏させて頂いた曲は、思い出がありますね。岩井先生に出会えて、そして色々な吹奏楽団を紹介して頂いて、毎年社会人の方々や小学生、中学生、高校生、大学生・・・と一緒に先生とライヴをさせて頂いています。一年の中で吹奏楽とふれあう楽曲は80パーセント以上岩井先生がアレンジなさった楽曲です。市民バンドの皆さんとどう本番に向けて曲を固めていくか。市民バンドをどう盛り上げていくか。色々教えて頂いています。岩井先生いつもありがとう御座います。感謝!

そして頑張れば頑張っただけ『ニューサウンズ・イン・ブラス』にも貢献できる。これからも頑張ります。40作に向けて・・・吹奏楽を愛しているすべての方々、いつもエネルギーをくれてありがとう。

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