~ Profile ~
出身地 山口県下関市 (大分県豊後高田市生まれ)
SAXPHONE、FLUTE奏者
BIG HORNS BEE(米米CLUB)、 COLORS、mondeskitのメンバー
九州管楽合奏団 「九管ポップス」音楽監督
SHOBI'z POPS ORCHESTRA 音楽監督
フィルハーモニックウインズ大阪 ミュージックアドバイザー
尚美ミュージックカレッジ専門学校 講師
90年に米米CLUBのホーンセクション BIG HORNS BEEのメンバーとなる。
以降、B.B.KING・DEEP PURPLE 、Char・TUBE・中島美嘉・平井堅・米倉利紀・鈴木雅之....等、国内外の数々のアーティストと共演。 ライブ、レコーディングに活躍中。
自他共に認める吹奏楽好きで知られ、日本各地の学校の吹奏楽部、指導者、吹奏楽団との親交を深めている。 近年ではシエナウインドオーケストラ、フィルハーモックウインズ大阪、九州管楽合奏団の指揮者をつとめている。
各地の吹奏楽コンクールの審査員、コンサートの司会、吹奏楽イベントの音楽監督、CDのプロデュース、サックスクリニック、吹奏楽のバンドのポップスクリニック、マーチングバンド全国大会の司会など......将来ある若い吹奏楽団の育成を積極的に行っている。
「ニュー・サウンズ・イン・ブラス」の思い出
NEW SOUNDS IN BRASS 40作!おめでとうございます!
僕がNSBと出会ったのは中学1年生。運動部だった自分が、校舎の周りをランニングしている時に吹奏楽部の部室から流れていた「イエスタデイ」を聞いた時です。大好きなビートルズ!どうしても演奏したくて、誘われるように夏休み明けに吹奏楽部の扉を叩きました。
最初にやった曲は、「オブラディ・オブラダ」!感動しました。先輩に聞くとLPレコードが出ているという事で…。すぐに買いました。見開きのジャケットの第1集ですね。今も大事にとってあります。
僕は、このシリーズでいろんな曲を知りました。バート・バカラックのナンバーやJAZZの名曲…….。ポップスの教科書の様でした。ここが入り口で、オリジナルのデューク・エリントンやペレス・プラードのオリジナルに興味を持ちました。そんなことで、毎年このNSBが出るのを楽しみに待っていました。
NSBには沢山の名曲がありますが、僕の年代のサックスプレイヤーにとって「追憶のテーマ」は忘れられません。当時、いろんな学校の定期演奏会で演奏されて……。まるで“アルトの1番対決”みたいに沢山演奏されていました(笑)。トランペットの「ゴットファーザーPART2~愛は誰の手に」や、トロンボーンの「サムシング」もそうでした。そして、演奏会の最後はナレーション入りの「MY WAY」で幕を閉める!のが定番でした。
そんなNSBに今は自分が参加させて頂いている事にビックリすると共にとても感謝しています。吹奏楽好きの自分とすれば岩井先生の指揮で東京佼成ウインドオーケストラの皆さんとアルバム作りをしている・・・嬉しいですね。ふと考えると中学1年生の自分に戻ります。それと同時に自分のソロの演奏を聴いて全国のサックス奏者の方が参考にしてくれると思うと身が引き締まる想いです。
2012年で第40集を迎えるNSB!吹奏楽ポップスの歴史と共に末永く続いていってくれることを願ってやみません。